Good Bye Free Bird
鳥というのは、風と同様、自由の象徴です。
当時はどんな思いで書いたのか、もはや覚えていませんけれど、自分自身もかなりブルージーな時期だったことは、ハッキリと覚えています。
それが作品に現れているのでしょう。
旅の途中、心が折れそうになった主人公が、傷つきながらも羽ばたき続ける鳥の姿に、我を取り戻すような、そんなイメージであろうと思います。
羽根のひとひら、雲の上から
ボクの手のひら、舞い降りてきた
傷だらけの羽根
もろく今にも壊れそうだね
それでもどうして
キミは羽ばたき続けるのかい?
あの空の彼方へ、信じるもののため
痛み抱えながら、キミは翼広げ
Good Bye Free Bird
Good Bye Free Bird
暗闇に続く一筋の光の上を
キミは一体どこまで飛んでゆくのだろう?
羽根のひとひら、風に舞って
ボクのてのひら、離れていった
傷だらけのボク
弱く今にも逃げ出しそうで
それでもどうして
ボクは諦め切れないのかい?
この雲の向こうへ、尊いもののため
傷つけられながら、ボクは前を見てる
Good Bye Free Bird
Good Bye Free Bird
暗闇に塞ぐボクの未来に見える先
キミは一体何を与えてくれるのだろう?
Good Bye Free Bird
Good Bye Free Bird
この夜はいつか終わりきっと朝が来るよ
ボクはそのとき何を見つけられるのだろう?
(-simplex.269g.net-、2005年5月18日公開)




