Summer Holiday
<祈りの日>
両手を合わせて
大切なものが
もう絶対に
壊されませんように
(-simplex.269g.net-、2006年9月28公開)
次を探していたら、この短いのが見つかりました。
けど作品としては短すぎるので、エラーが出てしまいました。
そのため、特別に前書きに載せておこうと思います。
夏を思わせる単語は入っていませんが、8月は終戦記念日があります。
今日は長崎の原爆の日です。
三日前は広島の原爆の日です。
そしてウクライナ情勢もあります。
平和を祈念して、今日はこれを載せたいと思います。
この後はいつもの通り、作品を掲載します。
そんなある日のこと、夏、真っ盛りの頃
キミからの招待状が、ボクに届いたんだ
突然なのは、キミらしくて、懐かしくて
そしてきっと、ボクはそれを待っていたのだろう
いつか見た文字、そこにあった
変わらないキミのクセ、幾つも見えた
キミは今、長い長いお休みの最中
昔と違う写真が一枚、添えられていた
そこでようやく、ボクは立ち止まれたのかも知れない
キミがボクの手を掴まえて、誘いに来たのかい?
それとも、やっぱり気のせいだったのかな?
わからないけど、とっても、嬉しかったよ
そしてある日のこと、そう、出掛けていった
キミに会いたくなったから、夏休みにしたよ
思いつきなのは、ボクらしくて、似合っている
ボクはいつも、キミのこと思い出していたんだ
いつも聞こえた、キミの声は
今はもう遠ざかり、懐かしさだけ
残された、例えるなら儚き世の夢
だけど今も覚えているあの日、昨日のように
キミに会えたら、話したいこと聞きたいことばかり
だけど何から始めてみよう? キミに決めて欲しい
あれから、ボクら遠く離れていたから
また会えたこと、二人で、乾杯しよう
キミはただいま、長い長い夏休みの最中
心の模様を塗りなおして、古いキミを捨てる
すっかり、新しいキミになれる日まで
神さまがくれた、お休み、大切にして
(-simplex.269g.net-、2010年5月23日公開)
読み返して思い出しましたけど、これは再開したとても古い友人に、後日誘われてお茶に行った時のことですね。
その古い友人は同い年の女性で、あることが切っ掛けになって、十年ぶりくらいに再開した時、心の病を患っていて驚きました。
よその世界に行ってしまったり、また現実世界に戻ってきたり。
今も心の病と闘い続けています。
けど、自分はずっと友人であり続けたいと思っています。




