この夏が終わりそうな空
この夏が終わりそうな空
顔上げてキミを見つめてた、ずっと
何だか夏が、消えてくようで
こんな寂しさ、欲しくないのに
一体ボクは、どんな気持ちで
この夏の空、見送るだろう?
これで終わりだなんて、キミは意地悪だよね
お別れも告げないで、ボクを置き去りにして
この夏が終わりそうな空
残像が通り過ぎてゆく
焼きついた瞳の奥には
いつまでも変わらないキミが
教えてくれた、唄口ずさみ
夏の抜け殻、拾い集めた
いつか失くした、想い出たちも
いつか出会える、かも知れないね
簡単に流れてく、風と入道雲に
お願いしてみたんだ、ボクも連れて行ってと
この夏が終わりそうな空
想い出が走り去ってゆく
ボクなんか忘れたようにね
だけれどもキミを忘れない
この夏が終わってゆく空
顔上げてキミを見つめてた
来年は勇気見せたいよ
ちっぽけなボクだとしてもね
(-simplex.269g.net-、2005年8月30公開)
社会人になる前って、たっぷりと夏休みがありました。
ダラダラしていたのでしょうけど、それでもやはり特別な時間でしたね。
高校生までは8月いっぱいが夏休みでしたし、大学生だと9月中頃まで夏休みだったと思います。
終わるのがとても寂しく思いました。
今は与えられた夏休みと有休を混ぜても、そんなに休めません。
休んでも暑すぎて、どこにも行かないし、やる気も出てきません。
夏休みの形は随分変わりましたけれど、あの頃と違って少なくとも自室にクーラーがあるので、涼しくのんびり過ごしています。




