キラリと光る想い出の瞬間
夏の輝き染み込んだ髪
キミは揺らしてはしゃいでいたね
どんなに時が過ぎてゆこうと
その瞬間は色褪せないよ
何だか気持ち塞いだときは
海の向こうへ大声あげたね
潮風と砂の奏でる音に
何だか少し切なくなって
手をギュッと握って、遠くまで行ったね
そのぬくもり今も、ボクは忘れないよ
キラリと光る想い出の瞬間
何気ないことも確かな真実
変わることなく輝き続けて
ボクらは今もあの気持ちのまま
打ち上げ花火に夜空を見上げて
キミは言葉を失くしていたね
夢幻の色合い咲かせて消えた
瞳の奥に焼き付けられて
何時でもボクら嬉しいときは
空の彼方へ叫んでいたね
雲の切れ間に流れる太陽
何だかとてもステキに見えて
肩をそっと寄せて、木陰に寝転んだこと
その優しさ今も、ボクは忘れないよ
キラリと光る想い出の瞬間
大切なことはずっとそのままで
失うことなく心に留めて
ボクらは今もあの時のまま
キラリと光る想い出の瞬間
ボクがここにいてキミがここにいる
ずっと輝き続けるのだろう
ボクらいつまでも同じ気持ちで
(-simplex.269g.net-、2005年7月4公開)
夏の唄、始まりです。
どのくらいストックがあるかわかりませんけれど、そこそこ書いていたように思います。
その始まりとしては、中々相応しいものが見つかったなと。
これは高校時代の二人の姿を、十年ぐらいたってから、振り返っているイメージです。
大人の恋人同士なのか、それとも結婚して夫婦になっているのか。
そこはご想像にお任せいたします。




