No Direction Home
キミと二人、帰る場所が無くても
キミと二人、旅が出来るならいいさ
とても寂しいこともあるけれど
とても幸せなこともあるから、それでいいよね？
いっぱいめいっぱい、思い出を忘れてきた
けれど、戻らないよ、戻りたくはないよ
後ろに出来た道、時々は振り返ろう
もしも、消えていたら、諦めつくのかな？
今日は今日で何もなかったら
明日は明日で何か見つかるさ
それでいいじゃない それがいいじゃない
今夜はここが我が家、キミと二人だけの我が家
キミと二人、眠る場所が無くても
キミと二人、星が見られればいいさ
とても悲しいこともあるけれど
とても笑えることもあるから、それでいいんだ
失敗に失敗、繰り返して積み重ねて
やっと、進んできた、進み続けてきた
前には何も無い、だから何でも出来る
だから、思いついたら、みんな試してみよう
昨日は昨日で何かあったけど
今日は今日で何とかなったよね
それでいいじゃない、それがいいじゃない
朝まで語り明かそう、キミと二人だけの時間を
ねえ、明日の私も、明日のキミも
どこで何をしているのかわからない
ここにいるかも知れないし
そうでないかも知れないし
ねえ、わがままだって、わかっているけど
キミと二人まだ生き残っていたい
理由なんて無くてもいい
自由だけがここにあれば
今日は今日で何もなかったら
明日は明日で何か見つかるさ
それでいいじゃない それがいいじゃない
今夜はここが我が家、キミと二人だけの我が家
昨日は昨日で何かあったけど
今日は今日で何とかなったよね
それでいいじゃない、それがいいじゃない
朝まで語り明かそう、キミと二人だけの時間を
この世の果てまで行こう、キミと二人だけで行こう
（未発表作品 2018年4月1日完成）
ブログが消滅後に完成したため、ずっとお蔵入りになっていました。
今回、初めて公開する作品です。
前回の作品とは全く逆のシチュエーションで、帰る場所がない旅人二人のことが描かれています。
今回で一応『旅人たちの唄』に該当する作品の発表は終わりました。
もしかしたらまだ発掘しきれていないかも知れませんけれど、見つかったらまた追加します。
次からは「夏の唄」です。
夏に関する作品も幾つか残っているので、夏が終わらないうちに載せきりたいです。
