Walk! Walk!! Walk!!!
歩き疲れたら少し、休んでいけばいい
木陰の下にでも、ちょっと、もぐりこんで
遠く離れてしまった、置き去りのふるさと
広がるこの空に、そっと、映し出そう
生まれて、そして、生きてきた時間
言葉なんかじゃ、語れるほど簡単じゃないし
死ぬまで、今を、生きていく時間
どれだけのこと、この身で感じて、考えて
笑顔の中で、食べて、飲んで、眠りこけて
誰かの願いを託されて、背負いこんでいく
だから歩け! 歩け!! 歩いていけ!!! 二本の足で
そう言い聞かせて、また、歩いていくんだ
いつか迷い込んだけど、今じゃ人生かも
運命なんてもの、きっと、そんなもので
近すぎるから見えない、幸せだってある
一つ手に入れたら、もっと、探し出そう
めぐって、僕と、めぐりあってきた
友はどこかで、今は何かしているのだろう?
いつかの、ある日、また会えるのなら
語りつくせぬ、言葉を投げかけ、受け止めて
出会いと別れ、笑い、そして、涙しても
互いの想いに魅せられて、刻み込んでいく
明日も歩け! 歩け!! 歩いていけ!!! この道の先
そう言い聞かせて、まだ、歩き続けよう
とんでもなくて、けれど、いつも、楽しすぎて
こんなこと今までなかった、旅人の日々に
強く歩け! 歩け!! 歩いていけ!!! 生きてる限り
世界の果てへと、今、歩いているんだ
(-simplex.269g.net-、2012年4月1日公開)
旅人は自分の脚で旅路を歩いていくもの。
人生は旅路のようなものと、若い頃はイメージが沸きませんでしたけれど、年齢を重ねるにつれて、何となくながら感じられるようになりました。
人生は旅のイメージであるという感じです。
縁がなくなってしまった人たちへの思いが強い時期だったのかも知れません。




