表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
-from simplex-  作者: @篩獅師(ふるいしし/shi_shi)
【旅人たちの唄】

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

41/433

Sailing away

 この意志を、止めるものはない

 この意志を、拒む海もない

 我はこれから、この海原へと旅立つ

 幼き日より、決められた、さだめ


 我に応える者たちよ!

 この言葉を良く聞くがいい!

 この帆を広げる、勇気ある者だけが

 広がる海を、我とともに越えてゆけるのだ!


 さあ、心から、この風を迎え入れよう

 言葉のように、帆を奏で、旅立つための

 余計な憧れは、今、ここで捨て去って

 連れてゆくのは、己の信じる心だけ


 この意味を、消せるものはない

 この意味を、砕く嵐もない

 果てなく遠く、荒海越えて目指しゆく

 思い焦がれた、新天地、そこへ


 続かんとする者たちよ!

 この誘いに応えるがいい!

 故郷を捨てる、覚悟ある者だけが

 果てなる地へと、導かれて辿り着けるのだ!


 さあ、迷いを捨て、雲の流れに目を向けよう

 記憶の中に、今日の日を、焼き付けるため

 見えない夢は、今、形あるものへ

 変わろうとする、尊さをこの身に抱いて


 さあ、太陽と、星と月が見守る下

 海原越えて、はるか彼方、未知なる地まで

 別れを告げた、今、ふるさとは遠く

 その想い出に、懐かしむ日を待ちわびながら


 (-simplex.269g.net-、2008年8月24日公開)

 船に乗って、荒波を超えていく様子を描いていますが、これだと旅人というよりも冒険者ですね。

 冒険の舞台となる新天地を目指して、突き進む帆船のイメージです。

 きっと中世の人たちが海に出るのって、冒険そのものだったのだろうと思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ