いのちの唄
いったいどれほどの、いのちあるものたち
この世界の上で、生きているのだろう?
ボクに触れてくる、いのちのぬくもり
失くさないように、優しく守って
いのちの唄が、聞こえてくるよ
心の中に、響くようにね
ボクがその唄、口ずさんだら
キミの心に、届くだろうか?
いったいどれほどの、いのちあるものたち
生きていく権利を、奪われているだろう?
ボクらが感じる、いのちの叫び
忘れないように、深く受けとめて
いのちの唄は、永遠なるもの
終わることなく、歌い継がれて
キミがその唄、口ずさんだら
ボクの心を、目覚めさせるよ
今、この時間、この時代に
生きているということの喜び
今、この時間、この世界に
いのちを与えられたことの喜び
ボクがこの世界に、別れを告げたとき
ボクはどこを目指し、歩き出すのだろう?
ボクが触れている、たくさんのいのち
いつまでもずっと、愛していたい
いのちの唄を、ボクは歌うよ
想いと祈りと、望みを乗せて
世界の果てまで、響かせたいから
力の限り、心を込めて
いのちの唄を、ボクらは歌うよ
例え世界が、傷だらけでも
ボクらがその唄、口ずさんだら
誰かの心に、きっと届くよ
(-simplex.269g.net-、2005年7月21公開)




