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星が降るとき
子供の頃は天を見上げて
輝く星を見つめていたよ
両手広げて足踏み出せば
星の中へと飛べそうだった
色んな想い星に聞かせて
明日になるのをボクは待ってた
変わらないこの気持ち今でも
ボクの中で鼓動が響く
星たちが降り、いつか闇に閉ざされても
ボクの心は、その輝きを失くさない
星になって天へと帰る
人はいつか役目を終えて
瞬きながら見守っている
生まれ変われるその日を待って
その星ひとつひとつの中に
幾つの願い宿っているのか
次々過去に流される今
見えては消える希望と絶望
星が降り、いつか夢が壊されても
ボクの瞳は、限りない未来を見つめて
星が降り、いつか全てを失っても
ボクの心は、決して奪われはしない
(-simplex.269g.net-、2005年6月6日公開)




