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祈り
常に心の底にあるもの
それは祈りなんだ
祈りって
何て神聖なものだろうって
祈りって
何て大切なものだろうって
無神論者のボクだと言うのに
何故だかそんな気がするんだ
今まで感じていたのは
一体、何だったんだろうか?
今ボクを取り巻くこの気持ちは
一体、どこから届いたものだろうか?
まるで光が差し込むように
そいつはいつも突然現われるんだ
精神的な高揚なのか
気持ちが確実に変化を見せていく
それは一種の奇跡なのかも知れない
とても不可思議なメカニズムなんだ
だから祈っているんだ
もしかしたらそれは
自分自身に祈っているのかも知れない
過去の自分、今の自分
そしてこれからの自分
自分が自分であり続けられますようにって
(-simplex.269g.net-、2005年4月26日公開)




