borderless
今日、これから、ボクたちは
国境を越えて国を出て行くんだ
新しい、夢と、希望と、未来を探しに
きっと歩いてゆける、どこまでもね
担いだ銃を振り上げて
ボクらの旗を高く掲げて
ただ、信じるままに、歩いていこう
どんな苦難も、乗り越えて、行けるから
長い旅路に、祈り、捧げるときは
瞳を閉じて、来た道、思い出すんだ
それは偽りのない、確かなる真実
怖がることは、何一つ、あるはずないから
今日、これから、ボクたちは
海原越えて国を出て行くんだ
新しい、風と、空と、星を探しに
きっと渡ってゆける、果てまでもね
帯びた剣を突き上げて
ボクらの帆を風に広げて
ただ、気持ちのままに、越えてゆこう
新たな大地、踏みしめる、その日まで
遠い海路に、想い、振り向くときは
瞳を大きく、開いて、じっと見つる
そこに揺るぐことのない、勇気ある心
迷うことは、何一つ、あるはずないから
遙か未来に、恋し、願うときは
心をさらして、全てを、解き放つんだ
それは壊れない、鋼のような意志
失うものは、何一つ、あるはずないから
(-simplex.269g.net-、2005年11月27公開)
国を捨てて旅に出ていく冒険者の唄ですね。
もちろん若者です。
もう二度と戻らないと、静かな決意が込められています。
当時は架空のお話のイメージでした。
けど、今の我が国の状態を見ると、次の百年くらいの間に、国を捨てて出ていく者たちも多くなるんじゃないかなと危惧しています。




