Dreaming
ほんの少し、ボクは夢を見てただけ
目覚めたときには、もう、忘れてしまったけれど
何だかとても、寂しくて、切なくて
だけど、とても懐かしくて、優しい夢だった
一人ぼっちの旅路、もう、寂しくなんて無いけれど
時々ふと思い出すんだ、出会えたみんなの顔、いくつも
今も変わらない笑顔で、あのときのまま、輝いている
もう一度、どこかで出会えたなら、何を伝えようか
ねえ、答えなんてものは、今は無くてもいいのでしょ?
この先で見つける、何か、とても大切なもの信じて
ボクはこの身体を、脈打つ限り、動かし続けてゆこう
尊き血を受け継いで、闇を抜けて光る未来へと
いつの間にか、ボクは夢を追いかけて
気付いたときには、そう、ここに辿り着いていた
何だかとても、鮮やかで、輝いて
そして、とても愛しくて、儚い場所だった
繰り返される別れ、もう、悲しさなんて慣れたけれど
それでも忘れられないんだ、一人一人の想い、いつでも
そしてこれから続く道、空を見上げて、願い呟く
もう二度と、例え出会えなくても、心はいつもそばに
ねえ、答えなんてものは、いつか必ずわかるでしょ?
だから怖くないよ、いつも、この心に勇気を灯して
ボクの決めた道を、果て無き世界、歩き続けていこう
誇り高き魂たち、今もボクを見守っている
きっと、空に架かる虹のように、夢は輝き続けるんだね
幾つもの朝と夜、繰り返して、少しずつ年老いながらも
やがて、大地の優しさのように、暖かく包み込んでくれる
流れゆく風と雲、その自由に、ボクは夢を託したんだよ
ねえ、答えなんてものは、今は無くてもいいのでしょ?
この先で見つける、何か、とても大切なもの信じて
ボクはこの身体を、脈打つ限り、動かし続けてゆこう
尊き血を受け継いで、闇を抜けて光る未来へと
ねえ、答えなんてものは、いつか必ずわかるでしょ?
だから怖くないよ、いつも、この心に勇気を灯して
ボクの決めた道を、果て無き世界、歩き続けていこう
誇り高き魂たち、今もボクを見守っている
(-simplex.269g.net-、2007年4月29公開)




