星空の下
涼しげな風、頬を撫でてる
窓の向こうは、星の輝き
夏の始まり、少し感じた
夜はいつでも、眠れないんだ
抜け出すように、ボクら二人で
散歩に出てみたんだ、こんな夜に
星空の下、寄り添いあって
一言も話さずに、一歩一歩
この時が、このままで、あるように
いつまでも、このままで、あるように
二人だけの時間が、静かに流れてゆくだけ
だからつないだ手と手、放したくなかったんだよ
嬉しげな星、光降らせて
二人の上で、見守っている
夏の匂いに、目を閉じたんだ
耳を澄ませば、草葉の囁き
思いのままに、ボクら二人で
歩いて行ったんだよ、知らない道
流れる雲に、三日月隠れた
不安になった二人、手と手をぎゅっと
この時を、これからも、大切に
いつまでも、どこまでも、大切に
ボクらだけの世界は、誰にも触らせたくない
だから寄り添ったボクら、離れたくなかったんだよ
この時を、いつまでも、守りたい
いつまでも、キミのため、守りたい
二人だけの時間は、終わることなく流れて
ボクら二人いつまでも、このままでいたかったんだよ
(-simplex.269g.net-、2006年6月28公開)




