My Old Friends
過ぎ去った時、重なり合って
ボクはすっかり、大人になった
昨日のような、出来事だけど
思えば遠い、昔なんだね
いったいどこで、何をしているのだろうか?
この空の下、声と笑顔を思い出す
今、もう一度、キミたちに出会えたならば
あの日の場所で、今の想いを聞かせて欲しい
古き、良き、友人たちよ
共に過ごしたことを、ボクは忘れたくない
苦楽の中に見えた、輝きを失くさずに
いつかの時の中で、会えることを祈って
訪れる時、受け止めながら
ボクはこれから、年老いてゆく
明日の中に、あるかも知れない
あの日と同じ、無邪気な笑顔
これからどこへ、ゆこうとしているのだろう?
この土の上、共に歩んだ日もあった
今、もう一度、キミたちと歩めたならば
ある日の未来を、これから探しにゆきたい
古き、良き、友人たちよ
共に目指したことを、ボクは忘れられない
惑い中で抱いた、想いを失くさずに
いつかの時の中で、語れることを祈って
古き、良き、友人たちよ
共に泣いたことを、ボクは忘れたくない
迷いの中で感じた、希望を失くさずに
いつかの時の中で、笑えることを祈って
(-simplex.269g.net-、2006年2月19公開)
年賀状の季節になりましたが、アラフィフになってしまうと、そうしたやりとりもかなり減ってしまいます。
社会人になってから、自然と疎遠になって、やがて自然消滅みたいな感じですね。
今はどこで暮らしているのかわからない人たちの方が、圧倒的に多くなりました。
これを書いた2006年時点ではまだそこそこの縁が残っていたものの、現在は僅か数人足らず。
たまに連絡を取って、元気かどうかを確認しているだけです。
コロナ禍になって、しばらく顔を見ていないけれど、それでも元気であるのはホッとします。




