歩いてゆこう
身体いっぱい、息吸い込んで
溢れる気持ち、抱え込んだら
力いっぱい、足踏み出して
世界の果てへ、歩いてゆこう
追い風ボクらの背中、そっと押してくれるよ
ぼんやりとしていたら、おいてけぼりになるよ
変わりゆく景色、映える空の色
いつかこの夢が、叶うと信じて
靴を飛ばして、明日の天気占うよりも
くたびれた靴、空に向かって放り投げよう
裸足のままで歩いてゆこう
いつか消えてく虹の向こうへ
心いっぱい、抑え切れない
弾ける気持ち、空に飛ばして
瞳いっぱい、飛び込む未来
見つめていれば、勇気が出るよ
白い雲追いかけて、飛び出した子供の日
どんなに時が過ぎても、その気持ちは変わらない
過ぎてゆく時間、色あせる想い
だけどこの夢を、掴むと信じて
この空と雲、大地の音に耳を傾け
太陽の光、たくさん浴びて旅は続くよ
無邪気なままで歩いてゆこう
いつか出会える友のところへ
いつかこの夢、叶う場所まで辿り着いたら
新しい夢、また見つけること出来るだろうか?
だけれどボクら歩いてゆこう
この魂が燃え尽きるまで
(-simplex.269g.net-、2005年6月26公開)
この頃って、まだ三十代に入ったくらいですけれど、貧乏ながらも希望を持って生きていたんだなって、そんなことを感じました。
夢、ねえ・・・(笑)。
使いたくなる単語ですよね(笑)。
明確な夢はなかったですけれど、何か良いことがあるんじゃいかと、それでも感じていた時代だったと思います。
今、こんな気持ちになれるかと言えば、無理ですね。
歳を重ね過ぎました。
やっぱり、あとどれくらいで寿命なのかって考えると、夢とか希望とか、そんなこと言ってる場合じゃなくて、現実を見ていけって、自分でも感じるようになりました。




