表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
-from simplex-  作者: @篩獅師(ふるいしし/shi_shi)
【旅人たちの唄】

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

12/433

歩いてゆこう

 身体いっぱい、息吸い込んで

 溢れる気持ち、抱え込んだら

 力いっぱい、足踏み出して

 世界の果てへ、歩いてゆこう


 追い風ボクらの背中、そっと押してくれるよ

 ぼんやりとしていたら、おいてけぼりになるよ


 変わりゆく景色、映える空の色

 いつかこの夢が、叶うと信じて


 靴を飛ばして、明日の天気占うよりも

 くたびれた靴、空に向かって放り投げよう

 裸足のままで歩いてゆこう

 いつか消えてく虹の向こうへ


 心いっぱい、抑え切れない

 弾ける気持ち、空に飛ばして

 瞳いっぱい、飛び込む未来

 見つめていれば、勇気が出るよ


 白い雲追いかけて、飛び出した子供の日

 どんなに時が過ぎても、その気持ちは変わらない


 過ぎてゆく時間、色あせる想い

 だけどこの夢を、掴むと信じて


 この空と雲、大地の音に耳を傾け

 太陽の光、たくさん浴びて旅は続くよ

 無邪気なままで歩いてゆこう

 いつか出会える友のところへ

 

 いつかこの夢、叶う場所まで辿り着いたら

 新しい夢、また見つけること出来るだろうか?

 だけれどボクら歩いてゆこう

 この魂が燃え尽きるまで  


 (-simplex.269g.net-、2005年6月26公開)

 この頃って、まだ三十代に入ったくらいですけれど、貧乏ながらも希望を持って生きていたんだなって、そんなことを感じました。

 

 夢、ねえ・・・(笑)。

 使いたくなる単語ですよね(笑)。

 明確な夢はなかったですけれど、何か良いことがあるんじゃいかと、それでも感じていた時代だったと思います。

 

 今、こんな気持ちになれるかと言えば、無理ですね。

 歳を重ね過ぎました。

 やっぱり、あとどれくらいで寿命なのかって考えると、夢とか希望とか、そんなこと言ってる場合じゃなくて、現実を見ていけって、自分でも感じるようになりました。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ