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-from simplex-  作者: @篩獅師(ふるいしし/shi_shi)
【日々の唄】

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今日は雪が降りました

 今日は雪が降りました

 冷たい窓の向こうには

 銀色の世界が広がっています

 人の住む街が、まるで眠りについたようです


 今日は雪が降りました

 雲の中からとめどなく

 真っ白い雪が舞い降りてきます

 見るもの全てが、純白に包まれています


 今日、一日くらいは

 雪の白さに、恋をしたって良いでしょう?

 今日、一日くらいは

 雪の清さに、心を染めても良いでしょう?


 今日は雪が降りました

 飛び込むように駆け出した

 子供たちが無邪気に笑っています

 雪だるまたちも、はしゃいで転がっています


 今日は雪が降りました

 はるかな沈黙引き連れて

 ひとときの夢を描き出します

 やがて溶けて、空へ帰ってゆくのでしょう

 

 今日、一日くらいは

 雪の静けさに、耳を澄ましても良いでしょう?

 今日、一日くらいは

 雪の儚さを、目に焼き付けても良いでしょう?


 今日は雪が降りました

 冷たい窓の向こうには

 銀色の世界が広がっています

 人の住む街が、まるで眠りについたようです


 (-simplex.269g.net-、2006年1月21公開)

 温暖化のせいか、自分が住んでいるエリアでの大雪がとても減りました。

 90年代後半、前の会社で働いていた時に大雪があって、帰りの電車が変なところで立ち往生。

 2時間ぐらい止まっていた覚えがあります。

 当時は大雪だろうと、何だろうと、早めに帰宅などという発想は世の中にありませんでした。

 また翌日の出勤を考え、近くのホテルを抑えたり、現場事務所に泊まったり。

 今に思うと、めちゃくちゃな時代だったなと思います。

 それに比べると、今は各々の安全が最優先。

 大雪で遅刻してもとがめられることはありません。

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