表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
-from simplex-  作者: @篩獅師(ふるいしし/shi_shi)
【日々の唄】

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

105/433

白雪に想う

 舞い上がる白雪とその世界に立つボク

 つま先の冷たさに儚さ感じながら

 今は誰もいない孤独を気取る公園

 雪化粧のオブジェは沈黙を守ってる


 置き去りにされた雪だるま一つ

 さっきからじっとボクを見つめてる

 そんなに見たって何にも無いぞと

 呟く自分にちょっと苦笑い


 師走の年の瀬、慌しいけど

 せっかく降った、白雪に想う

 今年のボクはどんなだっただろう?

 来年のボクはどんなボクなのだろう?


 舞い降りる白雪とその色に染まるボク

 襟元の冷たさに悔しさ感じながら

 今も賑わっている歳末商店街

 福引に福求めて無邪気にはしゃいでる

 

 通り過ぎてくバスや自動車も

 帽子代わりに頭に白雪

 慣れないチェーンかき鳴らしている

 やたら寒そうにエンジンうならせ


 今年の年の瀬、騒々しいけど

 せっかく降った、白雪に想う

 今年の恋はどんな恋だっただろう?

 来年の恋はどんな恋なのだろう?


 去り行く年の瀬、落ち着かないけど

 せっかく降った、白雪に想う

 今年も色々ホントにありがとう

 来年も色々ホントによろしく


 (-simplex.269g.net-、2005年11月26公開)

 ちょっと早いですが、当時の年末が近づく頃には、こんなことを書いていました。

 自分の住んでいるところは、年末に雪が降ってつもることは、滅多にありません。

 

 2005年は、やりたいことが失われて、ポッカリとした時期でした。

 それがようやく終わりを迎えつつも、来年はどうなるのか、不安もありました。

 当時は派遣社員で、単価も低く、貧乏人でしたのでね。

 2006年は色んな事がありました。

 いいことも、嫌なことも。

 この頃はまだ、それに向かっていくことなど、何も気づいていませんでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ