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【完結!!】黒髪元気ヒロインを救ったのはボッチ陰キャでした  作者: 夜空 叶ト
黒髪元気ヒロインを救ったのはボッチ陰キャでした

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始まる虐め

感想やアドバイス ☆など、もらえたらうれしいです!!

家にて俺は考えていた。


<恋人を作れば青春を謳歌しているといえるのではないだろうか?>


だが、俺に恋人ができるのだろうか、

、、、

、、、

「やめておこう、、」


できるわけがなかった


今、自分が告白しているのを想像してそのあとこっぴどく降られる場面を想像してしまった。

なんだかとても悲しい気分になってしまった。


よくよく考えればスポーツはあまり得意ではないし勉強も平均点を少し下回るくらいだ



「無理だな!恋人よりまずは友達を作ることから始めることにしよう。」


そんなこんなで一人ぶつぶつと呟きながら晩御飯を作っている


俺は一人暮らしなのだ!!

わけあって親元を離れて独り暮らし

趣味は読書と筋トレ!!

スポーツは苦手だが鍛えることは好きなのだ


「よし!完成」

料理を作り終わり一人さみしく食べていた時だった。


俺はふと今日見ていたものを思い出した。


「明日から虐めでも起きるのか?」

まさかな

月風をそんなに虐めることなんてできるのだろうか?

まあ、俺には関係ないことだから気にするだけむだか



1日目

昨日に比べて月風の周りの人間が少し減ったような気がする。

気のせいだろう。


ただ、俺はめんどくさい陽キャのいざこざに巻き込まれるのもごめんだし、何ならそのせいで昔に痛い目を見ているのだから…………………………

なので、俺は机に突っ伏して寝たふりを決め込むことにした。


2日目

最初は10人ほどいた月風の周りにはもう1人も人はおらず目に見えて弱っていた。

最初の元気だった彼女からは想像もできないほど暗い顔をしていた。

やはり陽キャはめんどくさい。振られた仕返しで一人の女の子を陥れようとする。

しかも、彼女がいないときに聞こえてくるんだよ。

パパ活しているだとか、陰で悪口を言っているだとか、男をとっかえひっかえしているだとか

本当にくだらない。

周りに流されて噂を鵜吞みにしてその噂を疑いもしない。


…………………………本当に反吐が出る…………………………

こういう所はどこに行っても変わらないということか…………………………


3日目

月風に対する陰口が陰口ではなくなっている。

しかも、大体の生徒が彼女を無視し始めている。

人間の同調圧力というやつか。かわいそうだな


4日目

今日は彼女が学校を休んでいた。

その間にも彼女の悪評は尾びれや背びれがついて広まっていく

今日中にクラスだけでなく学校中に広まるだろう。

そうしてどんどん居場所がなくなっていくんだ。

やはり本当に人間はどこでも変わらないらしい。


5日目

土日を挟んだ月曜日

彼女は全校生徒から避けられるようになっていた。

彼女は教室でずっと一人だった

俺はその日帰りのSTで寝てしまったらしく教室には誰もいなかった。

いやな夢を見たので屋上に行くことにした。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 私個人の感想ですが、行間がある方が読みやすいので好みです。
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