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お久しぶりです。

今回数話まとめて更新しております。

こちらからこられた方は『とある掲示板のお話。はち』からお読みください。

ウォーリアに着くとすぐクオとヤトを見つけた。

駆け寄って声をかける。


「ごめん!遅くなっちゃった」


「おぅ、きたね!全然待ってないから大丈夫だって!」


クオもこくんと頷いている。


ほっと一息。


「じゃ、行こっか?」


パーティーを組んで転移台からとんぼ返りです。


「おおー!ここがハナのホームか!?凄すぎない!?」


「すごっ……」


初めてここにくる人は皆驚くんだよね。そんな凄いかな?


とりあえずソファーに案内して用意しておいたアフタヌーンティーセットを出す。


「おおー!?なんだこれ!?」


「甘いもの苦手だった!?」


その可能性は考えてなかった……。甘いもの苦手な子もいるよね。


「大丈夫、ヤト、大好き」


「え?本当?」


こくんと頷くクオ。

良く見るとヤトの目がキラキラしてる気がする。あんなヤト、モンスターを前にした時以来じゃないか。


「これ、食べていいの!?」


「う、うん。その為に用意したんだ。はい、どうぞー」


取り皿とフォークを出すと、待ってましたとヤトの手がのびる。


「う、うまー!」


よかった。2人に紅茶をいれながら嬉しくなる。


くいくい、と横から袖を引かれてみるとクオが興味深そうな目でこちらを見ていた。


「どうかした?」


「あの子」


その視線の先にはぱくぱくサンドイッチを食べるミーアがいた。


あ。


「あの子はダンジョンで言ってたお手伝い精霊さんだよ。今日契約してきたんだ」


ヤトのお菓子の食いつきが良すぎて紹介忘れてしまった。

ちょいちょい、と手招きするとサンドイッチを置いてちょちょここちらに駆け寄ってきた。


「今度契約したお手伝い精霊のミーアです、よろしくね」


「ららら~」


そしてぺこりと頭を下げるミーア。


「よろ」


「おろしう!」


ヤトもちゃんと聞いてたらしい。

でも口の中はちゃんと空にしてからお話ししようね?


「せっかくだからクオも食べて?」


こくんと頷きクオも食べ始める。

隣にはミーアを座らせている。

そして目を合わせてミーアが笑うとクオもニコリ。


おおー!クオの笑顔レアだな。


そんなクオを眺めてほっこりしたり、物足りなそうなヤトにお菓子を追加したりしながらお喋りを楽しんだ。


そしてクオと話し合いながら種の交換です。


イベントのダンジョンではかなり採取が進んだので結構な量交換した。


クオから貰ったのは採取師でしか取れない10種類を各3個。


神力の果実

神速の果実

神理の果実

神堅の果実

神運の果実

神技の果実

最高級薬草

トップマジックリーフ

闇花・光花

蘇り草


これが貰った種の種類。

闇花と光花は同じものなんだそうな。陽の当たる場所で育てると光花に、日陰で育てると闇花が咲くらしい。

更にダンジョンで花シリーズの種を手に入れたので9種類になりました。なんとなく属性関係ありそうだよね。各5個くらいしか取れなかったので咲いてるところ見つけに行かないとね。


私からは主に普通に見て見つからないような物を渡した。というかクオに選んで貰ったんだけどね。採師でしか取れないものがどれだか分からなかったので普通では見つからないような物を選んだようだ。


ポコンっていう甘い芋みたいなものや雑草にしか見えないハーブっぽい草とか。全部で10種類の種を渡した。私もよくわからない物とかあったからまた気になった物があれば交換会することを約束した。


それで話は昨日のイベント、そこから先程の勧誘騒動?へ。


「って感じでリルマで追いかけられたんだよね。ちょっと外歩くの怖くなっちゃったよ」


「まぁ、良く考えたらあんな効果良い薬ホイホイ使ってたらほっとかないよなー」


やっぱりそうなるのかな?


「今まで自分達だけで使ってたからあんなことになるなんて思って無かったんだよねー……」


「気にしない」


「だな」


2人は何も聞いてこない。

掲示板をそこそこ見ている2人なら私がラピスと同一人物かもっていう話を見てるだろうし、ヤトからは結構な額で鉱石買ってるからそのお金の出処とかでバレてる気がする。


でも気になる素振りも見せない。



いつか2人には本当のことが言えたらいいな。



まだ今は言う勇気がないので、いつか。

だってわざとあんな格好してお店開くなんて引かれたら嫌だし。バレてるかもしれないけど確証は無いだろうからもうちょっとこのままで……。


「リルマでそれなら人が集まるウォルターニアじゃ凄そうだな」


「だよねー。とりあえず建築屋さんに行って打上げ出たら暫く引きこもろうと思って」


「そっか……」


納得がいかないような顔をしながらもヤトは何も言わなかった。ま、こっちが悪いことしたわけじゃないから私が制限かけられるのが嫌だと思ってくれたんだろう。


でも面倒は嫌だし最近生産が出来てなかったのでどっちにしろ引きこもることになっていただろう。


うん。


それから2人が建築屋さんに付き合ってくれると言うので、お言葉に甘えて一緒についてきてもらった。

そこで畑を1つ増やして打上げ会場に向かった。




打上げの会場になったのはウォルターニアの繁華街にあるレストランの1つだった。今日はパーティー仕様なのか立食形式のブュッフェだった。


ここには最後のボスティラノを倒した5つのパーティーが集まっていた。主催は中心になってくれていたフーさんだ。結構顔が広くて皆に声をかけて集めてくれたらしい。


戦闘の時お薬をわけた後衛の人達からはお礼に何かしたいと言われたが、私が勝手に渡したのでいらないと伝えた。でも何かしたいと言われたので、精霊石の欠片が余ってれば売ってくれないか、と聞いてみた。


あと3つで10個になるのです。

そうすればもう1人精霊さんがよべるんです!


すると皆さん持っていたようでくれました。


しかも3個も。


お金払うと言ったのだけどお礼だからと受け取ってくれなかった。のでありがたく頂きました。


やっぱりクランやパーティーに軽く誘われたけど、ジーンが「うちも断られた」って言ったら皆諦めてくれた。まぁ、そんなしつこい人は居なかったんだけど。

銀の翼はかなり人気で入りたくても簡単には入れないらしいからね。それを断ってる私はクランに興味ないって思われたのかな?


色々な話を聞けて楽しい時間を過ごせました。

ここには戦闘職の人ばかりだったから生産系の話は聞けなかったけど、今攻略している場所の話を聞いたり楽しい時間を過ごした。


封印されていた神樹の封印を解くにはまずレイドボスを倒さなければいけないらしい。で、6本の神樹があるが、エリアの敵のレベルが低いのは、人族の隠れ里の神樹があるとこらしい。

どこもクランが競い合うように攻略を進めているので1本目の神樹のレイドボスが倒されるのも時間の問題だろう、ということだった。


そういえばつい最近も銀の翼から大量発注がきたので納品したばかりだった。ちょうどイベント前ってのもあったけど、もしかしたらレイドボスの為だったのかも。


人里の近くには風の丘と呼ばれるところがあって、風属性の付与される素材なんかが多いそうだ。

またひと段落したら行ってみよう。


色んなお話が聞けて楽しい時間でした。

本当はニーナさんに会えれば良かったんだけど、イベントでは生産に力入れて、ジーン達のパーティーから抜けてたので今日は会えなかったのです。


ジーンに話そうとも思ったんだけど、人が多くてなかなか話せなかった。

また明日連絡してみようと思います。


というわけで今日は皆と別れてホームへ戻ったらログアウトです。

明日からは生産頑張るぞー!








次の日1回目のログインです。


まずはタゴサクさんのところで、2人目の精霊さんと契約です。ピンク色のツインテールが可愛いキララという子。身長はミーアと同じくらいだが、おっとりなミーアとは違い元気いっぱいな女の子です。


スキルは農業以外リンク出来るものがなかったので試しに《水魔法》を取得してみました。すると思った通りキララと水魔法がリンク出来るようになりました。


水まくだけならレベルは1でも大丈夫そうなので余裕があったらあげようと思います。レベルが上がればキララも使い勝手が多少良くなるらしいので。


そしてすぐにホームへ帰ってきて畑の整備です。ミーアには新しく種は植えないでおくように言ってあったので畑は土だけが広がっている。増やしたからかなりの広さになったね。


昨日畑を拡張した時に道具小屋も建てておいたのです。中には農耕具一式と倉庫の出入口をつけた戸棚を置いた。


それと『繋がる扉』を設置。


この繋がる扉とは同じ敷地内に独立した建物を建てた場合付けることが出来るものだ。同じ敷地内に建つ建物の特定の扉に繋げる事ができる、というもの。設定出来るのはどこか1カ所なので、今回は生産部屋に繋げた。


これで合成布を使うのに移動しなくてすむ。


が、これが結構高かった。


まぁ、無駄遣いしなければ当分は大丈夫だろう。

銀の翼が買ってくれる分もあるし。

暫く落ち着くまでお店は休業しようと思うけど、大丈夫かな?


よし、まずは畑の整備です。


「まっちゃー!ミーアとキララもこっちおいでー」


ぱたぱた、とことこと皆集まってくる。

さっきまで3人で追いかけっこをしていたのです。


「じゃ、これから畑の整備を始めます」


「きゅっ!」


「ららら〜」


「らららー!」


上からまっちゃ、ミーア、キララね。

それからミーアと合成して作ってあった肥料を使って畑に種を植えていった。まっちゃは私と一緒で2人は1人づつ。


基本的には1列に同じ種を撒くんだけど、木になるものやキノコ類はちょっと不規則。


キノコは原木になる木が必要なんだけど、何でもいいらしくファイヤーツリーが落とす炎樹というのがかなり余ってたのでそれで代用。でも作物と違ってキノコの栽培には畑縦3マス分使うんです。


キノコの作り方は簡単。

畑の上に木材を置き、その上から胞子を満遍なくふりかけます。キノコから取れる胞子は入れ物に入ってる訳じゃないんだけど、ホワホワした手のひら大の綿毛みたいなんだよね。それを振るうとパラパラ胞子が振りまかれるんです。

普通土の上に直に木を置いたらダメな気がするんだけど、逆に土に接してないとキノコが育たないんだって。


そして樹になる果物とかは更にマスを使う。

縦2マス×横2マスの4マスです。

その中心に種を蒔くと木になるらしい。


畑は広くなったけど人手が増えたおかげでそこまで大変じゃなかった。何と言ってもキララの水魔法で水あげが出来るのは大きい。


「らららー!」


そう言って両手を広げながら一言。


するとキララの手から水が噴き出し、太陽の光を反射しキラキラと畑に降り注ぐ。

薄っすらと虹が出来だので消えないうちに写真撮ったり遊んでひとまず終了です。


ミーアとキララは肥料の材料になる雑草をとりにいった。

私はまっちゃと空飛ぶ練習です。

湖を一周して近くの森の上を飛びます。


んー、気持ちいい!


そして採取ポイントを少し回って帰ってきました。


じゃ、生産三昧始めますかね。







お読みいただきありがとうございました。

かなり久しぶりの更新なのにこれだけかよ!?と思われるかもしれません。すいません。近々あと少し直しが終われば更新したいと思います。


今年は数回しか更新できませんでしたが、みなさん読んでいただき本当にありがとうございました。

また来年もよろしくお願い致します。


それでは良いお年を!


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