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拝啓、親父殿。幼馴染が怖いです。  作者: F1チェイサー
第1章 じゅんびきかん
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きがつけばじんがい!!

はっはっは、時間がねえぞこんちくせう。


 銀髪の男が鈍重そうな黒鉄色の鎧を着ているにもかかわらず、空高く跳びあがる。 

 下から弓や魔法で追撃を受けるが、レオはそれを気で全身を強化することによって耐えきる。

 そして攻撃直後の隙だらけの相手に向かって、落下しながらハルバードを叩き付けた。


「でりゃあああああ!!」

「ぎゃあああああ!?」

「ぐええええええ!?」


 レオの気を込めた一撃は、凄まじい衝撃と共に床ごと相手を全員吹き飛ばした。

 高々と打ち上げられた後に地面に叩き付けられた対戦相手は、全身を強く打ってその場で気を失った。

 レオはそれを確認すると、ハルバードを地面に突き刺しつまらなさそうにため息をついた。


「……んだよ、だらしねえな……ま~た一撃で全員アウトかよ。あ~……とっととジンと喧嘩してぇ……」


 レオはそう呟くと、次の相手を呼び込んだ。





「はあっ!」

「“風切刃(エアロスライス)”!」

「せいやぁああ!」


 剣と斧と風の刃が赤髪の尼僧に襲い掛かる。

 リサは剣と斧を片手で持った盾で受け、身にまとった加護で風の刃を弾いた。余裕の表情で受けるリサに、相手のチームは目を見開く。 


「なに驚いてんのよ、この程度の攻撃じゃアタシは落ちないわよ? ほらほら行くわよ、“神の裁きよ(ゴッドレイジ)”!」

「うわああああ!」

「きゃあああああ!?」

「ひゃああああ!?」


 強烈な雷撃を受け、相手はまとめて黒こげになって倒れる。

 それを見て、リサはやれやれといった表情で首を軽く横に振った。


「何よ、もうお終いなの? もうちょっと頑張りなさいよ」

「リサ~暇じゃ~我の出番はまだか~?」


 そんなリサの横から、銀髪の少女ののんきな声が聞こえてくる。

 リサはそれに手で×印を作って答える。


「この分じゃ出番はなさそうね。アーリアル様が出ても相手が弱すぎてフラストレーション溜まるだけだと思うわよ?」

「むぅ……つまらん……」


 そう言うと、アーリアルは頬を膨らませて闘技場の隅で不貞寝をするのであった。





「行くぞあっ!?」

「え、がっ!?」

「チ、お?」


 戦いを開始した瞬間、すべてが終わった。

 意気込んだ瞬間に相手が消え、首を目にもとまらぬ速さで何かが通り過ぎたのだった。

 訳がわからないと言った表情で、挑戦者は全員まとめて倒れた。


「……えっと……ごめんなさい。少し気合を入れすぎました……」


 その現状を作り出したすみれ色の着物を着た長い黒髪の女性は、気まずそうに乾いた笑いを浮かべながら小太刀とナイフを仕舞い、頭を下げるのだった。





「おおおおおお!」

「うおおおおお!」

「やあああああ!」


 次々に繰り出される攻撃を、ホビットの少女は易々と避けていく。

 それは風を受ける柳のようで、体が揺れる程度の動きだけで相手の攻撃を掻い潜っていた。

 ルネは相手の動きを見ながら機会をうかがう。


「遅いよ」

「うっ!?」


 相手の攻撃の間を縫って一息で間を詰め腹に掌打を入れ、前かがみになった相手の剣士の首を取り、股下に手を入れる。

 そのまま相手の勢いを利用して持ちあげ、受け身を取らせず頭から垂直に地面に落した。

 全衝撃と自重を頭と首に受けた剣士は、そのまま動かなくなった。

 剣士を落とすと、ルネは目の前に戦士が迫っていることを確認し、その場から蜃気楼のように掻き消えた。


「ふっ!」


 標的を見失うが、戦士は自身の経験から咄嗟に背後を振りむくと同時に槍で払う。


「おっと」


 それは正しかったが、ルネは槍が当たる直前に再び掻き消える。

 戦士は再び背後を払うが、そこにルネは居ない。


「残念、ここだよ」  

「きゃ!?」


 直後、頭上に現れたルネに首に手刀を入れられ、戦士は気を失った。

 着地と同時にルーチェは手に込めた指弾を弾く。


「えっ?」


 指弾は音もなく飛び、離れて立っていた弓兵の胸を貫いた。

 崩れ落ちる弓兵を見届けると、ルネはフッとため息をついた。


「……はあ……なんだか自分が化け物になった気分だよ……まあ仕方がないか。次、入ってきて良いよ」


 ルネは若干憂鬱な気持ちでそう言うと、次の挑戦者を迎え入れた。




 別の場所では、ルーチェが挑戦を受けていた。

 相手の槍を受けたのか、ルーチェは左腕に怪我を負っていた。 


「あいたたたた……もう少し軽いけがで良かったのですよ……」


 その腕の傷はどうやらわざと負ったものの様である。

 ルーチェは呪文を並べながら間合いを取る。そこに、相手の戦士が再度槍で襲い掛かった。


「はああああああ!」

「ピィ!」


 それを炎を纏った羽を飛ばして、召喚された火の鳥が妨害する。

 戦士はそれを盾で受け、苦々しい表情を浮かべた。


「ええい、小賢しい!」

「“吸血の薔薇(ヴァンパイアソーン)”!」

「ぎゃ……あああああ!?」


 ルーチェが魔法を完成させると、戦士の足元から毒々しい紫色の蔓を持つ薔薇が現れ、戦士の全身に絡みついた。

 すると戦士はみるみる干乾びていき、薔薇は鮮血の様に紅い花を咲かせ、それと同時にルーチェの左腕の傷がどんどん塞がっていく。

 吸血の薔薇は戦士の生命力を根こそぎ奪いつくし、呼び出した主に供給していく。

 最後にはミイラのようになった戦士と満開の深紅の薔薇、そして腕の傷が完治したルーチェが残った。


「魔力も体力も回復、これなら上出来なのです。あとは試す魔法は……あの魔法を練習しておきましょう」

「こ、このおおおおおお!」


 戦士が倒された怒りで相手は更に士気が上がり、ルーチェに猛攻を仕掛ける。


「くぅ……“氷の障壁(アイスウォール)”!」


 ルーチェが呪文を唱えると、その目の前の空気が一瞬で氷つき、術者と相手を隔てる巨大な氷が現れた。

 飛んでくる魔法や矢を巨大な氷の壁で受けると、ルーチェは更に呪文を重ねた。


「“其は我が弾丸なり(ミミックバレット)”!」


 ルーチェの魔法で氷の壁が相手に向かって滑り出す。相手はそれを避けるために攻撃を中断し、左右に走り出した。

 その隙に、ルーチェは新たに呪文を並べる。すると、魔法が完成していないにもかかわらず空から氷の塊が落ちてきた。

 その氷塊は落ちると同時に隣の氷塊との間に氷を張り、闘技場の半分を覆う巨大な氷の檻を作り上げた。

 檻の中には、ルーチェの相手が全員収まっていて、抜けようと必死に氷塊の間を攻撃しているが、堅牢な檻はびくともしなかった。


「“変異・絶対零度(レナ・アブソリュダス)”!」


 ルーチェが最後にそう言うと、檻の中が一気に空気ごと凍りついた。

 しばらくしてその塔の様に聳え立つ氷柱が砕け散ると、後には氷像と化した相手が残されていた。

 ルーチェは息も絶え絶えに、その場に座り込んだ。


「はぁ、はぁ……しょ、消費が半端じゃないのです……これを余裕だなんて冗談じゃないのですよ……ジンはよくこんな魔法を使いこなせるのです……“吸血の薔薇(ヴァンパイアソーン)”」


 ルーチェは氷像に対して薔薇の蔓を巻き付け、魔力を体力を吸い上げた。

 そして息を整えると、翠色の宝玉のついた杖を突いて立ち上がった。


「それにしても何と言うか、ジンと比べて呆気ないというか、レベルが違うと言うか……やっぱりジンは異常なのですよ……それに色々と慣れてしまった私も私なのですが……」


 ルーチェはそう言うと、次の相手を招き入れた。




 ところ変わってジンの居る闘技場。

 そこには、三~五人で相手していた他のメンバーとは違い、三十人ほどの挑戦者がずらっと並んでいた。

 彼らはAランク以上の一流クラスの冒険者だった。

 ジンはそれを見ると嬉しそうに頷いた。


「お~やおや、俺一人のためにこんなに集まったのか。う~んと、それぞれの強さは…………まあ、そこいらのドラゴンなんかより俺は強いことになってるわけだし、妥当なところか」


 ジンはそう言うと相手を一人一人その場から眺め、少し考えた。


「ふむ……大体これくらいか、“水鉄砲(アクアピストル)”」


 ジンはそう言うと、自分の周りに指先から出る水で半径一メートルほどの円を描いた。

 それを描き終わると、ジンは挑戦者たちに剣を向けた。


「さあ、全員まとめて掛ってきてもらおうか。ちょうどこれくらい大人数の対多人数戦がしたかったしな」


 それを聞いた瞬間、挑戦者たちは様々な反応を見せた。喜悦、憤怒、覚悟を決めた表情などをジンに向けている。

 ジンはそれを見て、笑みを浮かべながら剣を振りかぶった。


「ふん……自惚れ、と思うか? そう思うんならそれで良い、ぜひともそれを正してくれ。修羅の技巧、とくと目に焼きつけろ!」


 ジンはそう言うと、剣を振りおろした。気を込めたその斬撃は、地面を削りながら挑戦者に飛んで行く。

 挑戦者も一斉に散らばってその一撃を躱し、ジンに攻撃を仕掛ける。

 いち早く飛んできたのは、一筋の雷光だった。それに続いて、次々と魔法が飛んでくる。

 ジンはその魔法を見て、全く動くことなく鎧で受けた。


「……鎧のせいだ、と思ったやつは出直してきな。その程度の魔導師じゃ俺には傷一つつけられんぞ?」


 遅れて飛んできた矢を叩き落としながら、ジンは余裕の表情で驚愕に眼を見開く相手の魔導師にそう言う。


「うおおおおおお!」

「はああああああ!」

「でやあああああ!」


 続いて真正面から斬りかかってくる三人の斬撃を、手にした剣でまとめて受け止める。

 ジンは揃って上から振り下ろされた攻撃に溜め息をつきながら苦笑し、その三人にアドバイスを送る。


「せっかく大人数いるんだからさぁ……もう少し連携とか考えたらどうだ? ダンジョンの中でお互いのパーティが協力し合わなきゃならないときにそれができないと致命的だぜ? そぉい!」 


 ジンは体勢が崩れている三人の剣をまとめて跳ね上げ、剣で薙ぎ払って三人とも退場させた。

 そして時折飛んでくる魔法や矢を剣で叩き落としたりしながら、相手の戦士を迎え撃つ。


「斬りかかるのは良いが、素直すぎないか? 大振りする勢いで振りかぶったのなら太刀筋を変えて振ってみな」


 果敢に攻め込んでくる戦士の攻撃を、半歩動くだけでかわす。

 そしてアドバイスを送りながら剣を振って退場させた。


「やああああああ!」

「でえええええい!」

「疾っ!」

「うりゃあ!」

「ほっ、はっ、よっ、おっと」


 挑戦者の戦士の四人が連携の取れた攻撃を仕掛けてくる。

 ジンはその攻撃を踊るような足捌きでかわし、剣で受け流す。その間、ジンは楽しそうな笑みを浮かべていた。


「遅い遅い遅い! どうした、俺はまだ剣を振ることしかしてないぞ!」


 ジンはそう言うと、四人まとめて剣で弾き飛ばした。レオの馬鹿力に隠れているが、それと打ち合えるジンも力は相当に強い。

 その力で弾き飛ばされた挑戦者四人は、まとめて地面を滑る様に転がって行った。そのフリーになったところを、魔導師や弓兵の攻撃が襲い掛かる。

 ジンが戦士を相手にしている間に力を蓄えたのか、強力な攻撃ばかりだった。

 ジンはそれを見てニィっと笑った。


「“勝利の追い風(ヴィンテールウィンド)”」


 ジンがそう唱えると、ジンに向かっていた魔法や矢は向きを変え、撃った本人に対して飛んで行った。

 これを受けて、何人かの魔導師たちが倒れていく。


「よもや魔法を撃って安心していたわけじゃないよな? 最後までできる限り制御してないと自滅するぞ?」


 そう言ってジンは、周囲を見渡した。辺りの戦士は傷だらけで、総攻撃をかけた魔導師たちは疲弊していた。

 それを見て、ジンは今まで浮かべていた笑みを消し溜め息をついた。


「……ふう……こんなもんか……さて、ここまで生き残っているアンタ達に質問だ。俺の最初の“水鉄砲(アクアピストル)”、何の意味だったか分かるか?」


 その一言に相手は一様に首をかしげた。が、ジンに近かった剣士は気がついたらしく愕然とした。

 ジンは、最初に書いた円から一歩も外に出ていなかったのである。


「はっきり言わせてもらう、今のアンタ等じゃ俺の相手はまとめて掛ったって役者不足だ。次の一回の攻撃で全てを終わりにさせてもらう。修羅の本気、記念に一発もらっていけ!」


 ジンが恫喝すると、辺りの温度が急激に上がり始めた。地面に寝そべっていた戦士は、地面が火傷する程熱くなっているのを感じて飛び起きた。

 そして全員がジンを攻撃しようとした瞬間、ジンが最後の一言を放った。


「“深紅の煉獄カーディナル・ヘルプリズン”」


 この一言と共に地面から炎が勢いよく吹きあがり、闘技場を朱一色に染め上げた。

 挑戦者たちは一瞬で焼け落ち、消し炭すらも残らなかった。


「……やれやれ、奴らとの戦闘をやりすぎたか。どうにも他の連中との勝負に歯ごたえがなくなって困る」


 そう言って首を横に振るジンの周りは、見渡す限り溶岩が溜まっていた。戦闘の終了を感知し、闘技場は元の控室に戻る。

 そこには、先ほどの挑戦者たちがベンチに座って並んでいた。挑戦者たちは落ち込むもの、興奮が冷めやらぬものなど、様々なものが居た。

 ジンはそんな彼らの前に立つ。


「精進するのだな。厳しいことを言ったが、全員自分が実力者であることを忘れないでほしい。そして自分より上の者に向かっていくこと自体は良い経験になったはずだ。この先冒険者諸君は今日の様な自分が逆立ちしても勝てそうにない相手とぶつかるかもしれない。だが、そんなときでも決して諦めるな。何とか生き延びられればその先に繋げていくことができるのだから。……さあ、今までの甘い自分は今日、私が殺した。明日からは気持ちを入れ替え、私を超えるつもりで修練を積んでいただきたい。以上だ」


 余所行きの態度でそう言うと、ジンは控室のドアを開けて出て行こうとする。

 そんなジンを引きとめようと挑戦者たちは食い下がる。その結果、ジンの周りには黒山の人だかりができた。  


「え、あ、ちょ、おわああああああ!?」


 そして人の波に流されたジンはしばらくの間もみくちゃにされ、解放されるまでに長い時間を要した。




「ぜ~は~……ど、どうだ? 自分の持つ力がどれくらいのものか大体わかっただろ?」


 人波から解放されたジンが息も絶え絶えに待つ待ったメンバーにそう声をかける。

 すると、ルーチェが複雑な表情を浮かべながら答えを返した。


「とりあえず、ジンがとことん異常だということがわかったのです……」

「そっちかよ!」

「そうよね……今日私たちはB~Aランクが五人がかりでやってきたのを返り討ちにしたけど……よく考えたらジンって私たちクラスの相手を五人まとめて返り討ちにしてるのよね……確かに異常だわ……」

「さっきも妙に興奮気味の冒険者が三十人くらい出てきたけど、あれまとめて相手したんだって? Aランク以上の人間ばかりだったような気がするんだけど?」

「しゃあないんじゃん? だってジンだしよ。下手すりゃ軍隊丸ごと一人でつぶせるんでねーの?」

「貴様ら、泣くぞ。大の大人が、脇目も振らず大声で泣くぞ!?」


 ルーチェの発言に対してツッコミを入れるジンだったが、続くメンバーの言葉に撃沈した。

 両手を床につけ、がっくりと項垂れる。


「よしよし。大丈夫、ジンはジンなんですから落ち込むことは無いですよ」


 へこんでいるジンを慰める様に、ユウナが即座に頭を撫でにかかる。


「……いや、冗談ですけどね? あ、あの、ユウナさん? 聞いてます?」

「良い子良い子♪」


 困惑するジンをよそに、ユウナは満面の笑みを浮かべながらひたすらにジンの頭を撫で続ける。

 なお、頭をしっかり抱え込まれているため、ジンは抜け出すことができずにいる。


「でもまあ、自分が普通の人間よりは強いってことは十分に理解したよ。……それに、人間が結構簡単に死んでしまうこともね」


 そんな中、少し憂鬱な表情でルネがそう話した。

 ルーチェも、どことなく落ち着かない表情でその言葉にうなずく。


「そう、人間死ぬ時はあっという間だ。そしてそれは俺達にだって当てはまる。いつどこで何が起きるかなんて誰にもわからないんだ。それを常に心の片隅にでも置いていてくれ」


 その言葉にジンは真剣な表情で二人にそう言葉を返した。

 ……ただし、ユウナに頭を抱えられたままなので、いまいち締まりがないが。


「……ところでユウナ、いつまでそうしているつもりだ?」

「気が済むまでです♪」


 ジンがユウナに解放されたのは一時間後だった。




皆様揃いも揃って人外認定されたようです。

て言うか、幼馴染ーズが圧倒的すぎて短くなりすぎる……

どうしてこうなった!!!

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