55話
本気ですいません!
間違ったところに投稿してしまい、申しわけございませんでした!!
‥‥‥ディゾルブゴーレムの件から数週間後。
例年に比べると遅れて、都市メルドランでは明後日、「秋の収穫祭」が開催されることになった。
遅れた原因は、件のディゾルブゴーレム・・・・都市内では「巨大タコの怪物」だとされている。
突如として出現し、そして一気に消えたのだから一体何があったのかわからないまま、各所ではしばらくの間混乱が起きていたらしい。
その収拾に時間がかかり、その為開催時期が遅れたのだとか。
「で、都市内では結局『謎の巨大蜃気楼の発生』という無茶苦茶な結論で収まったんだな」
「うかつに真相を流布しようものなら、フェイカーへいらない好奇心を向ける人たちが出るからのようね」
「というか、そんな一件があったのにそれでも祭りの開催を望む人が多かったのは驚くな。この都市の住民って、かなり神経が図太いのか?」
レリアのその言葉に、ルースもレリアも同意した。
考えてみれば、以前遭った液体襲撃事件。
あれもしばらくの間は色々と騒がしくなったとはいえ、気が付けばいつの間にか皆いつも通りの生活を送っていた。
そう考えると‥‥‥相当この都市の住民の神経は図太いのだろうか。
いや、むしろ精神が強いのではないだろうか。
とはいえ、そう考えていても分かるわけもない。
「真実を知りつつも、話せないのはもどかしいけどね」
「まぁ、そうでもしないといろいろと大変なことになりかねないものね」
‥‥‥ディゾルブゴーレムの件で功績を得ていたルースたちであったが、緘口令を敷かれて口には出せなかった。
無駄な混乱の増加と、フェイカーへ興味を持って入ってしまう人を防ぐのと同時に、また別の目的もある。
ルースの金色に輝く魔導書の力‥‥‥それの詳細な情報の外部流出を防ぐ狙いがあるのだ。
何しろ、あれだけ巨大だった敵を、本の一つの魔法だけで消滅させたのだ。
当のルース本人はどのような魔法なのかも忘れ発動できないし、聞いていたエルゼたちもその魔法の名前などはよく知らない。
だがしかし、そうだとしてもその力があるという事だけは認識が出来てしまう。
…‥‥となれば、当然ルース自身にその気はなくとも、何か邪推をしてしまう人が出てしまうであろう。
そして、欲深い者たちが出て、さらに利用しようとか考えるような輩が出る可能性もあり、将来的にとんでもない厄介ごとに鳴る可能性もある。
その為、今はまだ学生という身分を活かして身を隠し、より徹底的に魔導書を扱えるようにしてそれに備えたりして行こうという事になったのであった。
なお、そのせいで‥‥‥‥
「バルション学園長からの訓練が強化されたなぁ…‥‥」
「あたしたちも一緒に受けているから、同様に扱われているわね‥‥‥」
「このぐらい、帝国での騎士100人斬りをやったのに比べれば…‥いや、こっちの方が辛いな」
ルースたちはそろってはぁっと溜息を吐くのであった。
ルースは不可抗力、エルゼはルースのためにというのとバルション学園長と気が合うから、レリアは自ら望んだこととはいえ、バルション学園長の訓練を受け、疲弊したのである。
‥‥‥そう考えると、この収穫祭とやらはその訓練を忘れて遊ぶチャンスではなかろうか。
「こうなったらとことん遊びつくして、精神的に癒させてもらうぞ!」
「ルース君と共にあたしも一緒に行くわ!」
「適度に学び、身体を動かし、遊ぶのが一番だ!」
思い切って吹っ切れて、ルースたちは収穫祭の場へ突撃をかけるのであった…‥‥が、そこで新たな厄介ごとに遭遇するとは、この時は誰も思いもしなかったのであった。
‥‥‥さてと、また騒動がありそうだ。
日常的になりそうなのに、なんかこういうことに縁があるよなぁ。
次回に続く!!
‥‥‥今回、この話を別の作品の方に投稿してしまったことを、ここでもう一度お詫び申し上げときます。




