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189話

今回は少々のんびり回。

つかの間の休息かな。

 ルースが生み出した結界とも言うべきものの中で、彼らは休息をとっていた。


 ルルリアとアルミアの体力回復のためなのだが‥‥‥‥回復ついでに、なぜこのような騒ぎが起きたのかバルション学園長とルースは彼女達に説明した。


 王女と言う身分の利用価値などを目当てに動くような輩たちの話を聞き、自分たちが家出をしたことでここまでの騒ぎになっていることにショックを受けていたようだが…‥‥まぁ、アルミアの方は転生者だからある程度の予想はできたかもしれないが、この世界で二人とも王女として育てられたから、その部分の観点を考えることができなかったのは仕方がない事であろう。


 何にせよ、王城へ戻る事は了承してくれたのは良いのだが…‥‥




「‥‥‥ふぅ、相変わらずタキのモフモフには癒されるなぁ」


 モフゥッと、タキの大きな尻尾にしがみつき、ルースは癒されていた。


「ああ、これは確かにすごいモフモフですわねぇ……すごい気持ちが分かりますわぁ」

「この世界にも、モフモフがこのようにあったことは驚きなの…‥‥こっちの兎さんも、すごいモフモフですの」


 ルルリアも同じようにタキの尻尾にしがみつきつつ、アルミアはタキを触りつつヴィーラにも触って堪能していた。


【なんじゃろう、召喚主殿がモフモフ好きを布教しているように想えるのじゃが‥‥‥】

【別に良いんジゃなイかな?】


 どこか呆れたような声を出すタキとヴィーラであったが、その言葉に間違いはない。


 こういうモフモフの癒しに関しての話題が通じるのは他にレリアがいるのだが‥‥‥その他にはそう話題が通じないのである。


 なので、このどさくさに紛れてルースは王女たちにモフモフのすばらしさを自然と教えてしまっていたのであった。



……同じ転生者らしいアルミアもどうやらモフモフが好きだったようで、かなり喜んでいるようである。


 一方で、バルション学園長は懐から手持ちでどこでもできる程度の仕事を片付けていた。



「ふむふーむ、これはこれでいーとして…‥‥っと、もうそろそろ王女様方は回復できたーんじゃないかしら?」

「いえ!もう少しモフモフを堪能させてほしいのですわ!!わたくしたちのせいで色々とややこしい騒ぎが起きたのは理解しており、城へ戻る気持ちを持ちましたが‥‥‥」

「もっとモフモフを堪能したいの!」


 バルション学園長の問いかけに対して、タキたちの体毛に埋まりながら、アルミアとルルリアは倉庫当てるのであった。


 モフモフ好きになったようで、喜ばしいことである。



【召喚主殿‥‥‥今一瞬、物凄く悪い笑みを浮かべたのは気のせいかのぅ?】

「気のせいだよ」








 何にせよ、それから数時間後、やや日が傾き始めたところで、ようやくルルリアとアルミアの体力が回復したようで、タキたちに乗っても耐えられるほど回復したようである。


 精霊状態の解除をすると、同時に周囲にあったルースたちを認識させるのを妨げる結界のようなものが消えうせた。



「さてと、それでは今から王城へ向かうけれども、タキたちの速度だとどのぐらいかかるかな?」


 学園がある都市メルドランから、王城がある王都グレイモまでは、通常の馬車であれば6~7時間程度かかる。


 まぁ、以前色々訳がって訪れたときには、特別な馬車でシーホースというモンスターが牽引していたやつで2時間程度であったが‥‥‥



【ふむ、二十分もあれば楽なのじゃ】

【こっチなら十五分かな?】

【ぬ?‥‥‥いや、十分じゃな】

【ン?ダったラこっちは五分ダ】

【いやいやいや、ならばに、】

「そこ、何をはり合っているんだよ」


 タキとヴィーラが妙な張り合いを見せそうになったので、ルースは止めた。


 彼女達だけで走るのならまだしも、今回は王女たちも乗せるので安全走行をしてほしい。


 やろうと思えば行けるかもしれないが‥‥‥ソニックムーブとかが起きたら色々と面倒な事にもなりかねないからね。



【ぬぅ、残念じゃ】

【せっかく足ノ速さヲ見せらレる機会だっタのになぁ】


 残念そうな声でつぶやくが、シャレにならない負担がかかっても困るので、自重してもらった方が良いだろう。



 とにもかくにも、タキたちの背中にしがみつきつつ、ルースたちは王城へと目指すのであった‥…



「ねぇ、このモフモフのモンスターたちを譲って下さらないかしら?」

「いや、無理」

「ちょっと残念なの」


……予想以上に、王女たちがタキたちのモフモフにはまっていたのであった。

 



……王城までタキたちの背に乗って目指すルースたち。

彼女達の速度であればあっという間につくだろう。

だがしかし、それも道中が平穏であればと言う話なのだが‥‥‥

次回に続く!!


…‥‥モフモフの良さが王女たちに伝わったようである。本当はもっとモフモフを増やしたいのだが‥‥‥中々出す機会がないから、隙あらばなんとかしていきたいところ。

一応、追われているようなシリアスな状況じゃないかって?そんなもの、そのうち何処かへ飛んでいくであろう。モフモフの前に、シリアスは敗れ去るのだ。

ちなみに、モフモフ要員を近々追加予定だったりする。流石に人化できるような奴は他で出す予定だし、純粋なモフモフ動物にしたいけれども…‥‥羽毛、羊毛、その他などで迷い中。いっそのことグリフォンやコカトリスでも出してみようかな?

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