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【メイドアチートスキル】貴族学園の落ちこぼれている天然少女はレジェンドだった〜追放されたら魔法使い、ないし冒険者の王女〜  作者: 猫村有栖
『竜化少女「マリア・ノバラ」救出特殊作戦』.ep2〜即席の仲間達と暴走する少女を救出する〜
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Badendif-1【DELETE ALL】

注意:これは主人公が選択したことにより分岐したバッドエンドです。勿論本編は完結しておりません。最後まで読んでくれたら、おまけがあるかもしれませんね。


手を、伸ばさなかった。


「【カリバー」


手を、伸ばさなかった。


「――ン!!】」


煌めきと共に、超光速の魔術の粒子が放たれて落ちる。

美しく、あまりに儚いそれは――



「…………がのゃやなまやまは58(まゃゅなややわまわまやみやわまや45人……まゆま……!??」


「終わりよ」


全く一瞬にして、全ての決着へと向かう。


呪いの人形の黒い影は消え去ってゆく。

崩壊しその形を過去にしてゆく。


……メイ・ノバラも、きっと……無事ではないだろう。

……事実だけが、頭の中に響く。


私は、私は、メイ・ノバラを……殺し、


その上で、そして、何より、



私は彼女を止めなかった。

私は止めることができた。

けれど、私は彼女を止めなかった。


それは私が彼女の選択を尊重したわけではない。

……きっと、ただ、ただ、私は、ただ甘えただけだ。


何が万能か。

何が、魔法使いだ。

何が、探究者だ。



「……アーリアさん!!」


アキラさんの声が聞こえる。

それで私はようやく正気に戻ってしまった。



「……こんな……一瞬で……?」


そうアキラさんは言った。


一瞬で、というのは先ほどの一瞬のことで、

こんな、というのは彼女の有り様のことだ。

それに耐えかねて彼は言葉を吐いただけだ。


彼女の腕が、消えているのだ。

全く消失してしまって、無いのだ。



「……メルファさん……」

「…………………………………………」


だめだ


きっと彼女は、

自分のことなんて気にするなって、


きっとそう言うに決まっているのに。



人の気持ちを考えもしないで、きっとそう自信満々に語るはずなのに。


「……つまり、」

「……つまり、」

「……つまり、」


私は、彼女に、致命的に間違った選択をさせてしまった。



「メルファ……さん」

「…………」


これから……どうすれば

……いいだろう……


死は見慣れているはずなのに

私はどうして、こんなに、私は、私は、私は、感情が動くんだろうか。


私が一番冷静であるべきなのに。

私が、私が、私が、責任を持って、償わなければならないのに。


「メ、メルファ氏!!」

「…………え」


大声が聞こえる――

何――


「………………………………?」


状況が、分からない。



「メルファさん!?今すぐアーリア氏から離れるのです!!」

「の、の、呪いが……アーリアさんの身体から噴き出している!!?そんな馬鹿な事態があるのか……!?」


「メルファ氏!!応答を、返なま9797……!!」

「わ、私めがく、き、きゅ57697しゅつを……!」

「ダメだ、彼女らに近づくんじゃない!もしそうすれば高純度の呪いがお前らの脳を侵食⭐︎す!……もし救えるとして、やれるのは私だ――冷749444……」


何も、聞こえない。

聞こえなくなった。


「8767979644ぬ979799799」

「757877々7げ7997」


――息ができない

――何も聞こえない

――何も動かせない

――感覚もない

ない、ない。、ないないないない


0

1

1

0

1


いち、ぜろ


私、からに、なっちゃった、

おまけ




















『あうとろー学園!』


「このコーナーはご主人様が何故死んだのかを解説するコーナーです。こんにちは♡メアリー・スアレスです⭐︎」

「メアさん、そんなキャラでしたっけ?あ、こんにちは。ノバラマリアです。……どうします?」


「おや、どうします、とは?」

「あ、あはは……色々とお聞きしたいのですがっ」


「何でしょう?」

「なぜメルファさんの死因を解説する必要が……?」


「ずばりお答えしましょう!ええとですね……解説移りますね〜」

「無視されたぁ〜!」


「まあまあ、折角の機会なのです。おまけがあると名言してしまった以上は、私達は己の義務を果たすだけ!あとはその場の雰囲気をエンジョイすれば良いのです!」

「はあ……もうけっこうです。(ぺらり)……死体の写真は……」


「おおっとこれはモザイク必死」

「こ、これは世の中にはおだしできないですよ……」

「はい!PCゲームならば余裕の18禁ですね。マリアちゃんさんはともかく、良い子の皆さんは想像で我慢ですよ〜」

「うわぁ……腕と胴体が分離してますし、脳がはみ出ていますよ……どうしてこんなあられもない姿に……」


「ではまずご主人様がどれだけ駄目ルファ様だったのかを解説しますねッ」

「駄目ルファとは!?」


「先ず、アーちゃんさんの【カリバーン】。これは止めてさしあげるべきでしたねー。勇者の身体とはいっても魔力の体内防御組織が停止すれば、【ドゥムジ】の呪いなんてす〜ぐ入り込んでしまいます」

「????え?アーリアさんはカリバーンで呪いを一掃したんですよね??じゃあなんで呪いがまた復活してるんですか???」

「それはですねー。アーちゃんさんはこの分岐だと割と悲惨な事態になりましたよね?」

「えっと、この先殆ど植物状態確定……でしたっけ……」


「【ドゥムジ】の呪いのせいで、実は勇者の特性も侵食されかけてたんですよね〜」

「???つまり、どういうことでしょうか」


「つまりアーちゃんさんの身体から噴き出したアレは呪いではなく、高純度の生命維持の分の魔力なんです。勇者の身体がおかしくなり魔力が貯まらなくなって、溢れて大気に放出されたのですが、運悪くそれがご主人様に命中!ご主人様の体内に起こる化学反応がショートしdead endって訳なのです」

「……ん?生命維持の魔力が放出……???……あれ……それってつまりアーリアさん結局死んでr」


「はいここまで〜!お話が暗くなりそうですね!さぁて、来週のbad endingは何なんでしょうね?ご主人様の苦難はいつまで続くのでしょうか?ではでは、お楽しみに〜!」

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