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不良と私  作者: 秋元愛羅
本編
47/72

新しい婚約者と天才(1)





先輩が庄吾先輩との婚約を破棄され変わりに庄吾先輩の弟である和真とかいうやつをなったという話を聞いてから次の日のことだった。




「は?」


「なんか交換留学でも何でもいいから迎えてくれって」


「何でまた・・・・」


朝早く叔母に呼び出されたと思ったら厄介な話を聞いた。


しかも今日の話。


私も嫌なんですけど・・・・・




多美丘麗香


通称厚顔無恥の根っからのお嬢様。


その上ライバル心というかいつも自分が上に居たがるのか態度は人を見下している。


だから私もそして、小さい頃から交流のある澪先輩も嫌っていた。


まぁ、私はお母さんがたとえ金持ちであっても庶民として暮らしてきたわけなのであのお嬢様には嫌われているけど。


先輩の場合はライバル心めらめら立った。


まず容姿も財力も言葉遣いにいたるまでも優っていたから人目も引くし内心は置いといて外面上は人に接するのは物腰を柔らかくしていて金持ちだからという差別も無い。


当然人がまわりに集まる。


だって同じ“金持ち”と呼ばれるカテゴリーに分類されていても見下してる人間とほかの人間と同等に扱われるのなら後者の方がいいでしょ?


だがこの根っからのお嬢様にはそれが気に食わなかったみたいだ。


それから澪先輩のやってることは何でもまねしていた。


まぁファッションだけは違ったけれど。





・・・多分先輩から婚約者を取ったって言うのを見せ付けたいんだよね。


馬鹿だねぇ。







恋とか愛って時々すごいって思う時がある。


それで大恋愛をした末に結婚して子供に恵まれた人を知っているからかもしれないけれど。


だからそういう感情を持っている人間は強いと思う。


『恋は盲目』って言って“好き”っていう感情だけで周りを見ずに突っ走ってしまうのが欠点だが。







あの二人は大丈夫だろうか。





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