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三人娘集結、トラブルトリオ

(* ̄∇ ̄)ノ 本編のラストにひょっこり出てきた、のじゃ娘が捕獲されました。


 ついに領主館に、のじゃ娘ことロッティが連れて来られた。


ロッティ

「ようやくワシの出番じゃ! またせたな皆の衆!」


ルティ

「揃ったね、あはは」


ララティ

「むう、ちゃっかり本編のラストに出ておいて、顔を出したらもう絵本の話? ロッティだけズルイぴょん!」


ロッティ

「カカカ、これぞワシの魅力の成せる技というものなのじゃ! さてワシの姪っ子達はどこなのじゃ?」


ルティ

「今日は、ゼラがカラァとジプソフィをローグシーの聖堂に連れて行って、街の人にお目見えしてるよー」


ララティ

「後で好きなだけハグするぴょん。その前にロッティ、あちに人化の魔法を教えるぴょん!」


ルティ

「ロッティの人化は安定性、持続性、共に高いからねー」


ロッティ

「ふふん、ワシの得意技なのじゃ。アシェのように幻覚系の補佐無しでもワシは変化が得意なのじゃー」


ララティ

「でも性格に問題あるから、クインみたいに潜入調査はできないぴょん」


ロッティ

「ワシを問題児のように言うで無いのじゃ!」


ルティ

「ロッティは嘘ついたり苦手だもんねー、あはは」


ロッティ

「なにおう、この街に入るときは門番もハンターギルドも上手く誤魔化せたのじゃ。バッチリなのじゃ」


ララティ

「ロッティは街の門をくぐる前から諜報部隊フクロウにバッチリマークされてたぴょん。クチバに聞いたぴょん」


ルティ

「ロッティの売ったでっかいダイヤモンドの回収に困ってたよー」


ロッティ

「へ?」


ララティ

「ロッティ、人工宝石加工技術の無いところで、拳大のダイヤモンドとか出しちゃダメぴょん」


ロッティ

「なんと! それで飴屋の親父も宝石屋の女主人も驚いておったのじゃな。うむ、得心がいったのじゃ!」


ララティ

「そんなことよりロッティ、あちの人化の魔法の特訓指導をするぴょん」


ロッティ

「あいかわらずララティは人化の魔法がへたっぴじゃの。それがなぜ改めて特訓なのじゃ?」


ララティ

「あちとルティとロッティで新アイドルグループを結成するぴょん。その名も『ももいろトライデント』これでローグシーの街にデビューするぴょん。でも、そのためにはあちがもうちょい人化の魔法ができないとダメなんだぴょん」


ロッティ

「アイドルグループ?」


ルティ

「ボクたちで?」


ロッティ

「おもしろそうなのじゃ! さっそく特訓開始なのじゃー!」


ゆらりと現れたアイジス

「……おまえたち、ダイヤモンドの件とその、ももいろなんたらのこと、詳しく話してもらうぞ。ちょっとこっちに来い」


三人娘

「「あー?」」


◇◇◇◇◇


 その夜、アイジスは悪夢に(うな)される。



「ララティ!」

「ルティ!」

「ロッティ!」


「「我ら深都の三道化!」」


♪わっはっはー、わっはっはー、

 わっはっはーのは!

 あちたち天才

 ウン、ウン

 誰にも負けない

 ウン、ウン

 トリオ・デ・コメディオラー

 すっきなこと、すっきなこと

 たのしいことー

 お姉さまたち笑わせて

 今日も浮かれて大爆走

 それいけ、やれいけ、やっちゃいな

 ブン、ブン、ブン、ブン

 わっほーい♪


・    [がちん]

  [がこん]

[ごりん]

つん ♪ つん ♪

「灰龍の!」

♪ ガァ〜〜イ、コっ ツウ〜ぅぅ♫

 

ロッティ

「さぁ、乗り込むのじゃあ!」


ララティ&ルティ

「「あらさっさぁ(ぴょん)!」」


ララティ

「今週のガイコツ・メカ!」


ルティ

「五眼十六腕三十六脚・スーパードラゴン、はっしーん!!」


ロッティ

「わははのは! ララティ! ルティ! やっておしまいなのじゃ!」


ララティ&ルティ

「「あらさっさぁ!」」


謎の声

「まてーい!」


ロッティ

「む? この声は?」


蜘蛛の仮面をつけた男

「この世の悪は見逃さない!」


蜘蛛の仮面をつけた女

「悪を捕らえて縛るは蜘蛛の糸!」


怪傑蜘蛛仮面A

「臥して見上げよ正義の剣輝を! 参上! 怪傑蜘蛛仮面A!」


怪傑蜘蛛仮面S

「ちまたで評判、怪傑蜘蛛仮面Sもよろしくね」


ロッティ

「ええい、またあいつらが邪魔しに来たのじゃ!」


ララティ

「ロッティ、任せるぴょん! こんなこともあろうかと!」


ルティ

「いっくよー! あはははは」


怪傑蜘蛛仮面S

「今回はずいぶんとやる気ねえ」


怪傑蜘蛛仮面A

「む、来い! 我が狂暴なる騎獣! 疾風栗鼠よ!」


カッセル&ユッキル

「「ちー!!」」


ララティ

「ビックリドッキリ魔獣戦だぴょん!」


◇◇◇◇◇


悪夢にうなされるアイジス

「……うーん、うーん。やめろ、おまえらぁ、これ以上、ローグシーの街で暴れるなぁ、うーん、うーん……」


 ララティ、ルティ、ロッティ、三人揃って深都のトラブルアトラクタートリオと呼ばれている。

 ローグシーの領主館に深都の住人が訪れる度に、アイジスの心労が増えていく。



■■■うーん■■■うむむ■☀︎ ••

夜勤明けの自宅で。悪夢にうなされるハイリュウ

「……やめろぉ、ぶっ飛ばすぞー! 」

「本編の灰龍のガイコツを面白くするなぁ」

「そんな仮装して、ゲスト出演はごめんじゃぁ〜〜」


設定考案

K John・Smith様

加瀬優妃様


m(_ _)m ありがとうございます。

 

(別荘の女将)

ついにボケの洗礼がアイジス姉さままで……。

ツッコミ急募ですな。(-_-;)


( ̄▽ ̄;) アイジスをいじめるつもりは、無いのだけど……。


(別荘の女将)

アイジス姉さま、確か私がキャラ設定したときはクールビューティでスーパーモデルみたいなカッコイイ感じ、と想定してたのに……。

ついに崩れだした? (;_;)可愛いけどさ。


(o;_ _)o スンマセン、アイジス姉さまは、ちょっとドジなとこあるけど、頼りがいのあるクールビューティーです。つ、次のアイジスの出番には、ちゃんと、はい。


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