kanon×kanon
ここ数回はかなり古い世代を紹介したので、今回はかなり新しめなグループを紹介。
ということで、kanon×kanonを紹介いたします。
kanon×kanonの活動期間は2010年~なので、このエッセイとしてはギリギリの扱いですが(このエッセイは一応2010年以前に活躍していたアーティストをメインに扱うため)、それでも10年以上前のことになります。
時が経つのは早いですね……
代表曲
『屍鬼』後期OPテーマ『カレンデュラ レクイエム』
『30歳の保健体育』OPテーマ『恋の道程』
『屍鬼』は作品としてもアニメとしても人気が高かったので、今でも覚えている人は結構いると思います。
映像ともマッチしてたので、知る人ぞ知る名曲と言えるでしょう。
これに対して『恋の道程』はかなり曲調が違いますが、コチラはコチラでアニメの内容にあった明るい仕上がりになっています。
kanon×kanonはkanon♀(不思議系チェロ弾きヴォーカリスト♀)とkanon♂(アキバ系クリエイター♂)二人のユニットです。
設定上別人という扱いになっていますが、ぶっちゃけると分島花音と、元アンティック-珈琲店-のカノンの二人組です。
設定上別人なのでライブなどでは分島花音と”共演”というカタチで出演しています。
分島花音はご存知の方も多いと思いますが、J-POP初のチェロ・ボーカリストと言われている女性シンガーです。
透き通った声とメチャクチャ高い音域が特徴ですね。
それに加え、公式設定では「2.5次元的奇才音楽ユニット」というコンセプトを持っており、個性豊かなヴィジュアル表現と、日本独自の“和”をベースとした音楽活動をしていました。
作詞作曲はkanonと記載されていることが多いですが、実際は作詞はkanon♀、作曲はkanon♂が担当しています。
『カレンデュラ レクイエム』はアニメのために書き下ろした曲で、歌詞も漫画を読んで数週間かけて制作されており、これぞアニソンと言える仕上がりになっております。
私は分島花音の歌も好きですが、アニソン的な目線とよりキャッチーな曲調であることからkanon×kanonの方が好みです。
恐らく今後kanon×kanonとして活動することはもうないと思いますが、もし復活する機会があるのであれば、再びアニソンで出会いたいものです。




