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ひと昔前のアニソンを歌っていた歌手やグループについて語る  作者: 九傷


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G・GRIP

 


 今回紹介するのはG・GRIPになります。

 女性4人組のガールズロックバンドですね。今だとバンドリの世界でもなければ中々お目にかかれません。

 ちなみにG・GRIPの名前の由来は、女優グレタ・ガルボの抱擁シーンの美しさが由来のようです。



 代表曲

『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』OPテーマ『I'll Come』

『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』EDテーマ『Winners』



『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』は根強い人気のある作品ですし、上記2曲はどちらも名曲なので聴いたことがある人も多いと思います。

 また、この二曲の作曲家である 中崎英也さんは有名な方なので、こちらも知っている人がいるかもしれません。

 名前は知らずとも、小柳ゆきさんの『あなたのキスを数えましょう ~You were mine~』や鈴木雅之さんの『違う、そうじゃない』は聴いたことある人もかなり多いハズ。

 また、作詞の麻生圭子さんも80年代のアイドル全盛期に作詞家として活躍された方です。



 実は今年は『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』30周年ということでSOUND TOURS ROUND5プロジェクトというものが行われており、ボーカル曲&ドラマ/モノローグ、オリジナルラジオドラマシリーズが復刻盤としてCD BOX化されます。

 完全受注生産で受注期間は2021年11月12日~2022年1月10日となっていますので、気になる方は是非チェックしてみてください。


 Youtubeの公式チャンネルで何曲も紹介されていますが、その中にはもちろん『I'll Come』、『Winners』も含まれており、当時の音源より高音質で聴くことができます。

 タイムリーだったのでお知らせもかねて書かせていただきましたが、こういったリマスター収録は当時の音源よりも圧倒的に音質が良いのでファン垂涎だと思います。

 今となってはカセットも8センチCDも再生環境があまりないので、公式でこうやって公開してくれるのはありがたいですね。


 私がこのエッセイを書き始めた近年で、結構こういった復活や周年イベントが開催されており、なんだかタイミング的にも書き始めて良かったなと感じております。

 ただ、残念ながらG・GRIPに関しては1992年に解散しており、復活の話は聞きません。

 1994以降のOVAなどでは、ドラム&ボーカルだった木下ゆみさんが引き継ぐかたちになっています。

 他のメンバーの話は聞きませんが、木下ゆみさんはその後もバンド活動を続けておりSHADE、HAPPY STOREといったバンドで定期的にライブを行っていました。

 近年での活動報告は確認できませんが、まだ元気に活動してるといいなぁと思います。

 可能であれば、是非Youtubeなどに登場して欲しいものですね。


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― 新着の感想 ―
[良い点] G・GRIPキター!! サイバーフォーミュラ、キター!! この作品がなければ、私はレースの世界に身を投じていなかった。 レース小説も書いていなかった。 『Winners』はほんと名曲で…
[良い点] サイバーフォーミュラ! 懐かしい。OPもEDも歌いたくなりますね。 [一言] RAYーGUNSをそのうちお願いします。 ターンAの後期OP歌ったバンドです。
[良い点] G・GRIP、またしても懐かしい名前が…… サイバーフォーミュラはOP・ED共に印象的で、例にもれずサントラ持ってました。さすがにOVAまでは追えてませんが。 OPは初期の頃、何故か本編第…
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