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鬼姫伝説 ~僕の彼女は最強です~  作者: すずたけ
僕と彼女の一週間
18/21

五日目 木曜日



     五日目 木曜日



 後悔の一日だった。

 姫乃には本当に悪いことをしたと思う。

 別れ際の姫乃の顔はどことなく悲しそうな様子だったのが思い出される。

 今日は一人で学校から帰ってきた。月曜日まではそれが普通のことだったのになんだか物足りないようなさみしいような気分になってしまった。

 姫乃は詳しくは教えてくれなかったけれど、家の用事があるということだった。学校の近くまでシンさんとカツマ君が迎えに来ていて、車でどこかへ行ってしまった。

「まいったな」

 ぽつりとつぶやいて僕は頭をかいた。

 昨日洋子さんがあんなことをいうものだから、今日は変に姫乃を意識してしまってうまく話せなかったのだ。

 知らないうちに僕は姫乃のことを見つめてしまっていた。それに姫乃が気付くと慌てて視線をそらすなんていうことを何度もやってしまった。

「どうかしましたか?」

 と何度聞かれたかわからない。そのたびに「なんでもない」って答えていて、そのせいもあって僕と姫乃は一日中どこかぎくしゃくした感じになってしまった。

 今日もお昼は一緒に食べた。

 ちなみにお弁当のメニューは和食中心だった。

 その時も僕が意識しすぎてしまったせいだけど、昨日までとは違っておかしな雰囲気だった。

 姫乃は僕の様子をとても気にしていたけれど、僕も僕で普通にしていよう、意識しないように意識しすぎて余計に状況を悪くしてしまった。

 だから姫乃が用事があって別々に帰ることになったことは、僕としてはありがたかった。

 でも姫乃には嫌な思いをさせてしまったことだろう。

 明日ちゃんと謝ろう。

 自転車を走らせれば学校から家までは大した時間はかからない。

 というわけで家にたどり着いた。

 何事もなく、無事に、普通に家に帰りつくことができた。

 拉致されることもなく、連行されることもなく家に帰ってきた。

 さすがに連日そうそう何かが起きるわけじゃない。でもすっかりコースになってしまった姫乃の家からの帰り道、途中で誰かと会うことなくすんなりと我が家に帰ってきたのは初めてだった。もしかして姫乃と別々に帰ってきたからか。

 何かを期待していたわけではないけれど、ちょっと拍子抜けした気分になってしまった。

 でもこれが普通のことだし日常なのだ。

 というか先週までは何事もなく学校から帰れていたのだった。

 ここ数日があまりに強烈な出来事ばっかりだったので、なんだか平穏な一日が遠い昔の出来事のような気がする。

 僕の家は鬼塚家のお屋敷と違って、ごく普通の二階建ての建て売り住宅だ。

 両親が海外出張中なので誰も乗らないコンパクトカーがガレージに停まっていて、その横のスペースに自転車を止める。

 門から玄関までの距離はたったの数歩で着くことができた。

 一応庭のようなものがあるけれど、鬼塚邸と比べたら猫の額というやつだ。

 玄関のカギを開けて家に入る。

 両親が海外出張中ということで、当然家には誰もいない。ここ何日かはいろいろとありすぎて忘れていたけれど、一人で一軒家に住んでいることがたまにちょっとさみしく感じたりもする。

 二階の自分の部屋に鞄を置き、ジャージに着替えて下に降りる。

 リビングを通り過ぎてキッチンに行き、冷蔵庫からペットボトルのオレンジジュースを取り出してコップに注ぐ。

 気がつけば、けっこう薄暗くなっていた。

 オレンジジュースのコップを片手にリビングに戻って明りをつける。

 コップを落としそうになった。

 リビングのソファーに知らない女の人が座っていた。

「………」

「おかえりなさいませ」

 無言で固まる僕に女の人は静かな口調で言った。

 ゆっくりと息を吸い込み、時間をかけて吐き出して深呼吸をする。それからコップのオレンジジュースを一気に飲み干した。

 よし、落ち着いた。

 僕も成長しているのだ。

 もうちょっとやちょっとのことでは取り乱したりはしないぞ。

 決意を胸に女の人を観察する。

 ただしうかつに近づくようなことはしない。十分に距離を取って、いつでも逃げ出せるよういだけはしておく。

 若くて細みの女性だった。黒系のパンツスーツ姿で、ゆったりと足を組んでいた。明らかに僕よりも足が長そうなスタイルで、座っているからはっきりとは言えないけれど、かなり身長も高そうだ。

 濃い茶色の髪の毛をふんわりとしたショートカットにしていた。顔はかわいいという感じとは違って、美形なのだけど男の子といっても通用しそうな雰囲気だった。

 モデルの様だといいたいところだけれど、それには少し細すぎるような気がする。

「えっと、どちらさまでしょうか?」

 思いきって質問してみる。

 すると女の人はソファーから立ち上がった。体重を感じさせない軽やかな動作だった。

 思わず僕は身構えてしまったけれど、女の人が襲いかかってくるということにはならなかった。それどころか女の人は優雅と形容していい仕草で僕に向かって深々とお辞儀をした。

「はじめまして若様。あたしは本日から若様に仕えることになった忍びです」

 それだけですべて納得できてしまった。

 そうじゃないかなと思っていたけれど、なるほどやっぱり姫乃関係の人でした。

「僕を若様って呼ぶってことは、忍びさんは鬼塚家の人なわけね?」

「いえ違います。それから忍びというのは名前ではなく、わかりやすくいうとあたしは忍者でして。名は風間(かざま)(しのぶ)と申します」

 あれ? 否定されてしまった。完璧に姫乃関係だと思っていたのだけど。

 しかも忍者ときたものだ。

 けれども冗談でも僕に仕えるといっているのだから敵ではないのだろうけど、でも鬼塚家じゃないのならいったい何者なのだろう。

「えっとそれじゃあ風間さん?」

「どうぞ忍と呼び捨ててくださいませ」

「わかった忍ね。それで忍に訊きたいのだけれど、鬼塚家の人じゃないならいったいどこの人なわけ?」

「あたしの一族は代々栗原家に仕える忍びであります」

 栗原家ね。つまり洋子さん関係だ。なんだかんだいって結局姫乃の関係者なわけだ。

「その栗原家に仕える忍びの忍がなんだって僕に仕えることになるわけ?」

 まあ洋子さんにいわれたからなんだろうけど、忍者ねえ。

 本当にそんなものがいたのにも驚きだけど、勝手にうちに忍び込んでいたというのもあるし、それなりに真実味がありそうだ。

 第一に姫乃の関係者だ。何が出てきても不思議じゃない気がする。

「洋子様のご息女であるところの姫乃様の恋人である若様に仕えるよう、洋子様からことづかっております」

「あーなるほど。でも忍、僕は姫乃お嬢様の恋人ではないからね」

「そうなのでございますか?」

 キョトンと真顔で尋ねられてしまった。

「あたしは洋子様から若様は次期当主になるやもしれぬお方なので大切にお守りするようにと厳命されているのですが」

 さすがに呆れ果てちゃうぞ。

 次期当主ってどういうこと? いくらなんでも話が飛びすぎだ。

 洋子さんはどこまで本気なのかがわからないから困る。

 昨日も変に煽るものだから、姫乃との関係も微妙なものになってしまった。

 そうだ、洋子さんのせいじゃないか。内緒にしてくれって言われたけど警察署に連行されたって姫乃にばらしてしまおうか。

 その前に忍との関係をはっきりさせておかなければいけない。

「それで、僕に仕えるっていうけれどいったい何をするわけ?」

 正直なところ忍者に仕えるといわれてもピンとこない。もしかしたら忍はテレビやマンガに出てくるような凄腕忍者なのかもしれないけれど、そんな人が近くにいても何をしてもらうっていうんだ。

「主に護衛が任務になると思います」

 真面目な顔で忍は答えてくれた。

 なるほど、護衛ね。

「いやいやいやいや。護衛って何さ? 僕は普通の高校生だよ。護衛される必要なんてまったくもってないはずだよ?」  

 いくら姫乃と友達になったからって、大袈裟だ。洋子さんもこれは悪ふざけが過ぎるんじゃないかと思う。

「とんでもないです。若様はどうもご自分の置かれている立場をしっかりと認識しておられないように思われます」

 思いのほか強い口調で忍は力説した。

「僕の置かれている立場といわれても、僕はただの高校生だよ」

「いいえ、今は違います」

 きっぱりと否定されてしまった。とても冗談を言っているような雰囲気ではなくて、真剣そのものだった。

「若様はこの街の裏の世界では注目の的になっておいでなのですよ。ここ数日で加藤優太というお名前は断トツの話題性を持つ情報として裏社会を駆け巡っているのですから」

「……それは知らなかった」

 学校では一躍有名人になってしまったことは痛感していたけれど、まさかそんなことになっていたとはびっくりだ。どうやら僕は知らないうちに重要人物になってしまったらしい。

 別れ際に洋子さんが言っていた、これからは一人であまり出歩くな、という意味のわからなかった忠告もこのことが原因だったようだ。

「若様にはちゃんと説明しておいた方がいいようですね」

「そうしてもらえるとありがたいかな」

 なんといっても僕はただの普通のどこにでもいる高校生なのだ。裏社会とか言われても、ヤバそうだなと思うくらいの知識しかなかった。

 長い話になりそうなので、ソファーに座って腰を落ち着けることにした。

 その前に手に持っていたコップのオレンジジュースは空になってしまっていたので、改めてキッチンで飲み物を用意する。忍が自分がやると言い張ったけど、勝手に上がり込んでたとはいえお客様なので僕がコーヒーの用意をした。

「すいません。ありがとうございます」

 やたらと恐縮した様子で忍はカップを受け取った。僕は向かいのソファに腰掛けて改めて話を聞くことにした。

「若様は姫乃お嬢様がなぜ周りに人を寄せ付けないか理由をご存知ですか?」

 忍は一口コーヒーを飲んでからこう切り出した。

「それはあれでしょ。龍虎さんが殴り込みをかけちゃったからだってきいたけど」

「ええ、それも原因の一つかもしれませんが、それだけで姫乃お嬢様の周りに一人も人が集まらないというのはおかしいと思いませんか?」

「そう言われればそうかもしれないけれど……」

 でも特別おかしいとも思えなかった。それだけ鬼姫の名前は響き渡っていたし、武勇伝は知らない人がいないくらい広まっている。仲良く話すようになったから姫乃が本当は噂とは違ういい子なのだということを僕は知っているけれど、世間はそんなしらないわけだ。

「姫乃お嬢様はわざとご自分の噂を流して、それどころか誇張しそれでも近づいて来る者は拒絶して親しい人を作らないようにしているのです」

 はじめて聞く話だった。

「でもなんで?」

「鬼塚家というのは、やくざ稼業であり一般的には暴力団だと思われています。その鬼塚家の収入については聞いたことはおありですか?」

 僕は首を横に振る。一般的にやくざというのは暴力を売りにしてお金を稼いでいるわけだけど、鬼塚家については姫乃の噂はよく聞くけれど、そういえばあまり悪い噂は聞いたことがなかった。

「まず昔ながらのお祭りなどの夜店の仕切りなどがあります。しかしメインとなる収入は、簡単にお話すると、悪事を働く組織を壊滅してその組織の資金を奪うことなのです」

「………マジで?」

「はい、相手の組織としてもお金などは盗まれたからといってまさか警察に届けるわけにもいきませんから。そのおかげで洋子様の警察と鬼塚家は暗黙の共闘関係にあるといっても構わないかもしれません」

 これが洋子さんと龍虎さんが結婚するときにいろいろあったということの一端なのだろうか。たしかに被害届が出なければ犯罪にならないわけだけど、限りなく黒に近いグレーな気がする。

「特に姫乃お嬢様は薬物に関してはお嫌いなようで、それに関係するような組織は徹底的に潰しているといった状況なのです」

 そっか、鬼姫がやくざをぶっ飛ばしたことがあるという噂は真実だったわけだ。

「でもさ、そんなことをしていたら恨まれまくるんじゃないの?」

「そうなのでございます。しかも姫乃お嬢様は今では鬼塚家の看板のような存在。すべての憎しみが姫乃お嬢様に集中してしまっているのです。これは姫乃お嬢様がご自分の噂を煽るように広めたこともありますが、相手からすると若い女の子にメンツを潰されたというのもあるのでしょう。もちろん姫乃お嬢様にも味方はおりますが、それ以上に敵が多いのです」

「だから友達を作らないようにしていたってわけ?」

「はい」と忍は頷いた。

 僕は腕組をして背もたれに寄りかかって、天井を見上げた。

 いろいろと納得できることもあったし、逆に納得。できないこともある。

 黙って天井を見つめていると忍がまた口を開いた。

「若様は姫乃お嬢様を傷つける一番の方法がわかりますか?」

 天井から忍に視線を移す。今の僕はどんな表情をしているだろう。たぶん困ったような苦笑を浮かべていると思う。ひきつっていないことを祈るのみだ。

 なるほど僕はその方法がわかってしまった。

 なんで姫乃が友達を作らなかった、つくれなかったのかもわかってしまった。

「姫乃お嬢様に敵わないのなら、お嬢様が大切に思っている存在を傷つければいいのです」

「つまりそれが僕の立場わけなんだね」

「はい、先ほど若様は姫乃お嬢様の恋人ではないとおっしゃいました」

「まあね、友達なのは確かだけれど、恋人ではないからね」

 洋子さんはつき合っちゃえばってしきりに言っていたけれど、恋人同士じゃないのは確かだ。

 姫乃の気持ちを知ってしまったけれど、それは洋子さんが言っている事だしどこまで本当なのかは本人に確かめるしかない。それに僕の気持ちもよくわからなくなってきていた。

 勘違いから始まった関係だけど、ようやく友達として一歩二歩と踏み出したところだ。姫乃のことは嫌いじゃない。嫌いじゃないから友達になったのだし、いい子だなとも思う。

 でも………。

「しかし若様、考えても見てください。今まで人を寄せ付けなかった姫乃お嬢様の隣にある日突然同級生の男子が現われたのですよ。しかも姫乃お嬢様は手作りのお弁当を毎日持参して、学校からもご一緒に帰られている。誰が見ても姫乃お嬢様に恋人ができた思うと思いませんか?」

「………思うかも」

 僕は渋々認めた。実際忍のいう通りだ。

「というわけですから若様は現在、裏社会では注目度№1なのでございますよ。姫乃お嬢様に恨みを持つ連中にとっては格好の標的ができたというわけです」

「なんとまぁ、そんなことになっちゃってたとは」

 姫乃と友達になるからには、いろいろと大変なこともあるだろうなとは思っていた。

 でもそれは学校生活の中のことだと漠然と考えていたのだ。

「怖いですか?」

 まっすぐ僕の目を見つめて忍が質問してきた。

「正直、ちょっと怖いかな」

 裏社会の人たちに狙われるということは、学校や町の不良に絡まれるのとはわけが違う。

 いくら怖い人たちに免疫があるといってもこの立場はきついものがある。

「もし、もしも若様がこの話を聞いて、姫乃お嬢様の元から去りたいと思われた時は遠慮なくおっしゃってほしいと洋子様から伝言を預かっています。その場合は洋子様の方から姫乃お嬢様に話をするとのことでしたが、どういたしますか?」

 まるで試されているようだ。

 考えるまでもない、僕の答えは最初から決まっていた。

「確かに本職さんたちに狙われるかもしれないというのは怖いよ。怖いけど、それは姫が悪いわけじゃないわけだし。僕は姫のことを友達だと思っている。姫も僕のことを友達だと思ってくれている間は、僕たちは友達だって洋子さんには伝えておいてください」

「承知いたしました」

 忍は立ち上がって僕の目の前まで移動すると、片膝をついて深々と頭を下げた。

「さすがは姫乃お嬢様が選び、洋子様がお認めになったお方。あたくし、風間忍は心より若様に忠誠を捧げ、身をお守りすることを誓います」

「といわれてもなぁ」

 自分が置かれている状況はわかったし、護衛が必要かもしれないと思わないでもないけれど、こんな風に畏まれてしまったらどう対応していいのかわからなかった。

 どうするかと困っていると忍が驚くような提案をしてきた。

「早いうちにこちらに移ってまいりたいと思うのですが、許可を頂けるでしょうか?」

「それってここに住むってこと?」

「はい、護衛ですから」

 当然ですとばかりに忍はあっさりと答えてくれた。

「もし許可しなかったらどうするわけ?」

「その場合は近くで野宿をしながら見張りをいたします」

「………」    

 これって結局僕に選択権はないんじゃないか。

 本当に、本当にこのところ僕は状況に流されっぱなしな気がする。

「わかった。好きにしてよ」

「では一度洋子様の元に報告に戻り、護衛の用意を整え改めてうかがわせていただきます」

「洋子さんにもよろしく言っておいてね」

「承知いたしました。学校では姫乃お嬢様がいらっしゃるので心配ないと思いますが、若様もご油断なされますように」

「了解了解。でもさ、狙われるかもしれないのはわかったけれど、そんなに切迫した状況なの?」

「いえ、洋子様も目を光らせておりますし、鬼塚家の者も動いていると聞いています。あたしも独自に情報収集するつもりですが、今のところは様子見といったところですぐに動きそうな輩はいないようです」

「そっかよかった」

 ひとまず一安心だ。

「しかし油断は禁物ですから」

 ホッと胸をなでおろす僕に忍がくぎを刺すように言った。

「うーん、なるべく気をつけるようにするよ」

 といっても何をどうすればいいのかまったく見当もつかなかった。

 とりあえずしっかりと戸締りをすることにしよう。 

 僕の返事に少し不安そうな表情を浮かべていたけれど、忍はちゃんと玄関から帰っていった。

 ようやく一人になって僕は長い長いため息をついた。

 なんだか僕が姫乃と友達になったせいでいろんなところに迷惑をかけている気がする。

 ソファーに戻って冷めてしまったの見かけのコーヒーを一気に飲み干した。

 ああほんとにもう、自分の家に帰っても疲れるとは思わなかったよ。



木曜日は短めです。

代わりというわけではないのですが、金曜日は分割なしの長めになります。

見直して明日のお昼に更新予定です


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