状況・年表
年表は途中よりパラレルワールドになっています。
本編と時間及び展開が変更になっています。
本来は、こちらを書くつもりでしたが連載中にずれていきました。
連載期間が長いとよくあることですよね。
状況(偽史)
敵は、月より落ちた欠片に紛れていた。月の地下に遥か昔より住んでいた。
厳しい環境より地球への移住派と保守派に分かれ、移住派が月より地球に球体を落下させる。
中より敵があふれ、地上を跋扈する。そして、地下都市を発見すると換気口や交通塔を介して内部に侵入し、虐殺していく。自分達の存在に邪魔な人類を抹消するための兵士である。
従来の人類では、戦闘に対応できない為、人造人間の促成種が産み出される。
これにより、敵と対等に戦うことが出来る様になった。この時には、すでに十年が経過し、地球の人口は、三億人を切った。
敵は、球体を基地とし、そこから駐屯地を造り勢力範囲を広げる。
人間は、己の生存をかけ、駐屯地を撃破し、基地である球体攻略を目指す。
しかし、月より打ち出された物は、鉱石の塊であり、月の表層崩壊により地球の重力に引き寄せられただけである。強固で破壊不能。地球との衝突でも壊れない。直径100メートル。落下時のクレーターの中央に半分埋まっている。まだ、人類はこの鉱石に辿り着いていない。
と、考えられている。
年表
2081年人造人間の熟成種 実用化。人口問題解決。
2101年イワクラム発見。
2111年イワクラム実用化。
2112年巨大隕石落下の予測。半年後に公表。
2113年迎撃システム構築と同時に地下都市建設開始。
2160年月人襲来。天変地異。地球の地軸もズレる。
地形は大きく変わり、地図が役立たなくなる。方位磁石も役に立たない。
全地球規模による噴火及びマントルの露出などにより寒冷現象は起きなかった。
日本では、全ての火山が爆発し、山体を吹き飛ばしカルデラを多くつくることになる。フォッサマグナで東西に分裂。日本アルプスへは活発な火山活動により近づけない。また、アルプスの噴煙等により東日本は全滅した。
中央構造線の南側は海へ沈む。
阿蘇山は過去最大の噴火を起こし、九州全土と四国西部、本州西部、朝鮮半島を溶岩で埋め尽くす。これにより西日本は大陸と陸続きとなる。
日本では、近畿地方北部中部が比較的被害が少なかった。
2162年黒い雨が止み、月人の地球制圧開始。
2173年月人、日本上陸。
2175年月人、HSM占領。
2177年月人、OSK占領。KYT完全復興。
2178年月人、KYT襲来。促成種の実用化実験開始。
2180年促成種の実用化。生殖能力無くす。自然種と促成種の極秘交配実験開始。
2181年小和泉・鹿賀山・多智 誕生。
2191年人造人間、制式化。軍隊へ配備。逆襲を始める。
2193年小和泉・鹿賀山 中等士官学校 入学。
2196年小和泉・鹿賀山 入隊。准尉。
2197年多智 高校から大学へ飛び級。
2198年鹿賀山少尉昇進、うねめを贈られる。桔梗 入隊。
2199年鹿賀山少尉の父 戦死。二階級特進し少将に。菜花 入隊。
2200年鈴蘭 入隊。多智 3年で大学卒業。研究所へ就職。
2201年鹿賀山中尉昇進。
9月17日 13:56 KYTから本編始まる。
前線にて攻防。長年の戦いにより、月人の補給よりも消耗が上回りつつあるが、人類は気づいていない。
KYT(旧 京都)の西から押し寄せる月人を跳ね返す日々。
OSK(旧 大阪)まで有線を開通させ途中に無線基地局の構築を目指す。
10月5日 前哨基地 殲滅戦
小和泉分隊解散 各員鹿賀山の研究に従事
2202年
11月17日
月人基地殲滅戦 特科小隊初出撃 同時に月人10万匹によるKYT防衛戦
12月
OSKに辿り着くも月人に占領され、奪還戦が始まる。
しかし、このことにより月人の内部対立が地上侵攻に手間取り、正規軍が地表へ侵攻を開始する。
2203年
4月
奪還後、OSK復旧工事を始める。一般人は、今後もKYTに留まる。一都市増えた為、促成種をフル生産に移行する。OSKに移住させる為。
月人には施設の意味が理解できなかったため、機械類は壊されていない。しかし人類は一掃されている。鹿賀山大尉に昇進。
5月
KBE(旧 神戸)へ向かう。しかし、高潮による浸水によりKBEは水没。復旧の見込みなし。放棄。
次の地下都市は、OKY(旧 岡山)。だが、距離がOSKから約200キロあるためKYT・OSKの連携強化を優先。その間にも西より月人が襲撃してくる。
6月
OSKに大量に備蓄されていた資材及びKBEの解体による資材を使用し、戦闘車両の増産に着手。機械化連隊が配備されていく。また、港を確保した為、潜水艦も確保。及び潜水艦の造船を開始。海軍を設置。
7月
潜水艦を得た事で淡路島や瀬戸内海の状況を知る。山紫水明の風景は消え去り、平らな荒野が広がる死の世界。瀬戸内海の小島や半島は消滅している。
和歌山方面は、潮流が激しく進行不能。月人は西から来るため、戦力と資材の集中のため、進展が無い北部、東部、南部の調査は放置と決定。
西部方面へ武力偵察を強化する。
10月
OKYへの武力偵察成功。OSKと同じく占拠されている。攻略戦の為、OKYへの高速道路建設開始。
2204年
5月
促成種のOSK移住開始。同時にOSKにて促成種のフル培養開始。
7月
OSK~OKY間、OKY攻略司令部までの高速道路完成。
8月
12隻からなるクジラ級潜水艦隊完成。瀬戸内海からOKYへの上陸作戦。戦闘車両144両揚陸。シャチ級から、援護の弾道ミサイル一切発射後に揚陸。
月人正規軍を確認。これにより、軍事バランスが変わる。一気に人類の死傷者数が跳ね上がる。
9月
OKY攻略戦中、北より月人の攻撃を受ける。これにより、山地か日本海側に月人の駐屯基地があると判断。捜索開始。同時に瀬戸内海西部が塞がれている事が判明。日本海に船で行く手段が無いと判断。
10月
TTR跡に月人地下駐屯基地を発見。規模は小規模。
11月
陸軍のみにて制圧開始。TTR跡の月人地下駐屯基地を制圧。
12月
TTR基地を設営し、月人の生態研究が始まる。
2205年
1月
OKY攻略戦 敗北。OKY撤退戦開始。
2月
OSK防衛戦開始。都市火力及び艦砲射撃にて敵を殲滅。防衛成功。撤退戦終了。
3月
KBE表層部のみ復旧開始。防衛ラインの構築を開始。失われた迫撃砲や戦闘車両の生産を急ぐ。
復旧中に月人襲来。KBE再度陥落。月人に駐屯される。これによりTTR基地孤立。有線のみ繋がる。1週間後、月人襲来。籠城戦。2週間後水不足による死者の報告入り、3週間後に音信不通となり全滅と判断される。救援隊を送る余裕は無かった。
5月
OSK第二次防衛戦。海を泳いできた月人に港の艦船を狙われ、乗組員戦死。船はもやい綱を斬られ、海を漂流し、解放されていた扉から浸水し沈没。これにより海軍喪失。
また、港から地下都市へ潜入され、市街戦に突入。都市火力使えず、白兵戦による防衛線となる。
6月
OSK陥落。KYTへ撤退。日本人はKYTのみとなる。
8月
KYT防衛戦。地下都市が100%機能していた為、戦術核使用。都市外の塹壕崩壊。死傷者無しで勝利。
9月
KYT第二次防衛線。塹壕が無い為、都市に取り付かれ侵入されるも、表層にて撃退。辛勝。
10月
塹壕掘削。
12月
地下都市中層部居住区へ月人侵入。地底人である本領を発揮。地下を掘り進み、侵攻する。
一般市民、全滅。
2206年
1月1日
全隔壁閉鎖するも地中の至る所から侵入される為、都市機能沈黙。陥落。
日本人全滅。
2222年初めて日が差す。以後、日照日が増えていく。
地軸がずれているため、北極星が北ではないことを初めて知る。
これにて設定資料は終了です。
皆様、戦闘予報にお付き合い下さいまして本当にありがとうございました。
次回作は鋭意構想中です。
気長にお待ち下さいませ。




