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のほほん見聞録  作者: ヒロっぴ
市営バス時代
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ダメだこりゃ!






当時、俺が働いていたのは、市営バスだったので、福祉パス制度があり、結構頻繁に精神薄弱のバスマニアが乗ってきていた。



ある時、


同僚が運転しているバスに乗ってきた、中学生位の男の子は、当然のように定位置に座る。



バスマニアが座るのは、入り口側の一番前が多い。



混んでいなければ、障害物なく前が見えるからだ。



彼はその定位置に座ると、




『エンヤーコラヤ♪ドッコイチャンチャンコラヤ♪…』




と、ドリフの歌を歌い出したという。




それも、すごく変な声で、壊れたレコードみたいに、ずぅ~っと歌っていたらしい。




同僚は笑いを堪えるのに必死だったという。




それで、なんとか笑わずに終点まで着いて、ホッとして気を抜いていたら、




その子が降りる瞬間に、



いかりやの声マネで、




『ダメだ、こりゃ!』




って言ったらしく、同僚はマイクのスイッチ入ってるのに、吹いちゃったと言っていた。




俺もその話聞いてから数日後に、その子を乗せたが、やっぱり




『エンヤーコラヤ♪』



歌っていた(笑)




でも、




『ダメだ、こりゃ』




聞けなかったので、ちと残念。





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