30連勤のカラクリ
初日に三連勤をしたあと、次の勤務を入れると、当たり前のように三連勤を勧められた。
稼げる夜勤の希望を出していたので、それなら三連勤の方がいいだろうという理論らしい。
何度か仕事をするうちに、30連勤の謎も分かってきた。
そういう人は、30連勤したあと、1日か2日休んで又30連勤するというのを繰り返しているらしかった。
よくよく聞いてみると、そういう勤務をする人は『隊長』という立場の人で、ある程度自由に勤務を選べる上に、夜勤は高速道路の規制をメインにしているからこそ出来る勤務体型のようだった。
高速道路の夜間工事の規制は、規制線を張ってしまえば、交代で見張りをするだけなので、隊長という立場の人は、仮眠を取りやすいらしかった。
ある意味職権濫用?(笑)
しかも隊長にもなると手当てもつくので、月収80万以上も狙えるとの事だった。
とはいえ、そんな勤務だと月に一日か2日しかプライベートな時間を持てないので、何かしら目的を持ってやっているのだろうと思われる。
ホントに世の中、色々な仕事や働き方があるものだと思う。
そんな色々な仕事を経験出来ることは、ある意味幸せなのかもしれない。
.




