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たこ焼き屋台の夫婦
『たこ焼き屋台の夫婦』
小さな屋台でいつも
二人で肩を寄せ合い
狭そうに 暑そうに
たこ焼きを焼いている
おじさんとおばさん
特に楽しそうでもなく
二人は黙々と
ラジオを聞きながら
たこ焼きを売る
渡すときには
「お待たせしました」と
笑顔でたこ焼きをくれる
それを見てると
脱力感がじんわりやってくる
不快ではなく心地いい
ぐにゃぐにゃと関節を無くして
地面に崩れてしまいたくなる
苦しくても
足掻かない
気張らない
そんな時間が
あってもいいのかもね
『たこ焼き屋台の夫婦』
小さな屋台でいつも
二人で肩を寄せ合い
狭そうに 暑そうに
たこ焼きを焼いている
おじさんとおばさん
特に楽しそうでもなく
二人は黙々と
ラジオを聞きながら
たこ焼きを売る
渡すときには
「お待たせしました」と
笑顔でたこ焼きをくれる
それを見てると
脱力感がじんわりやってくる
不快ではなく心地いい
ぐにゃぐにゃと関節を無くして
地面に崩れてしまいたくなる
苦しくても
足掻かない
気張らない
そんな時間が
あってもいいのかもね
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