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一日一詩  作者:
6/367

梅雨

『梅雨』


一年に一度きちんとやってきて


律儀だな


世界は変わらないけど、僕は変わってく


小さな時になりたかったヒーロー、億万長者に幸せな家庭


今じゃそれは鍵をした箱の中


成長であり衰退


たまには泣いてもいいのかな




[解説]

梅雨というテーマで以前に書いたものを、少し手直しをしたものです。

梅雨って毎年律儀にやってきて、それを見て世界は変わらずにあるけど、自分は変わっていくんだと思わされました。

それが悪いこととは言わないですが、小さな時に抱いた大きな野望や無邪気な理想が、今じゃすぐに覚めてしまうようになったのは事実です。

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