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一日一詩  作者:
188/367

カッパと半分こ

『カッパと半分こ』


カッパと睨み合っていた


池に浮かぶ

カッパと

とろけた夕陽

そんな不思議な光景に

目が離せないというわけではない


そんな目をしても

このキュウリはやらないぞ

浅漬けにして

ごはんと一緒に食べるんだよ

質素で最高に美味い献立なんだから


そんな目で見るなよ


分かったよ


あげるから


といっても

半分こだ


いいさ


一つの幸せを

二つにできるんだから





















[字数稼ぎ]

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