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一日一詩  作者:
156/367

人面樹

人面樹(にんめんじゅ)


のんびりと

森林浴がしたかったのに

周りの目が凄く気になる

僕みたいな客は珍しいらしい


人面樹の森だったんだ

荒らしたりはしないから

ここにいるのを許しておくれ


人面の花は一斉に笑顔になった

悪意が無いのが通じたんだね

嬉しくなって話しかけたら

喋りはしないけど 笑顔で答えてくれる


おかげで楽しい時間が過ごせたよ

ありがとうね

言い終わると 花は落ちた































[字数稼ぎ]

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