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一日一詩  作者:
127/367

ティッシュ

『ティッシュ』


三枚ほど身体を剥がされる

痛くはない

かと言って嬉しくもない

微妙な気持ち

まぁ

箱の外で役に立ってるなら

それでいいや


一気に六枚くらい剥がされた

またやっちゃったのかい

何に使おうが自由だけど

程々にしておいた方がいいんじゃない


震える手で

一枚ずつ剥がされる

たまに君はこうなるね

ゆっくりと僕の身体は

減っていく


最後の一枚も

遠慮なく使ってよ

全部

ゴミ箱へ連れて行くから




















[字数稼ぎ]

―――――――――――――――

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