表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
プロヴァンス戦記  作者: 雪臣 淑埜/四月一日六花
scene 02『諸人の想いの交差する時』
19/42

第十七話『普寇再来』

ここからしばらくはほのぼの話は書けないと思うとうら寂しい。


プロヴァンス戦記、第十七話です。


かわいがってください。

 プロヴァンス帝国。その源流はいまからおよそ五百年ほどまえであり、セントラル王国北部に住むヴェルダン民族系の人々の独立運動にある。

 当時のセントラル王国は歴史に類に見ない暴君、マカールに支配されていた。虎よりも猛き苛政(かせい)を執りおこない、多くの民の生活をして貧窮へと至らしめた事実で有名なマカールであるが、それよりも、彼がファーラム教の宗派の一つである『ロディール派』を異端と見做し、たびたび財産の没収や酷刑処分の適用をするなどの弾圧をしていた事実のほうが有名だろう。そして、その『ロディール派』の信者の九割を占めるのがヴェルダン民族であり、マカールの弾圧対象とされて人口が年々減少する深刻な事態にまで陥ってしまったのだ。

 人間らしいあつかいさえ受けなくなったヴェルダン民族を(すく)うために、アドマーズというひとりの青年が同胞らに訴えかけ、ともに蜂起(ほうき)して真の自由をセントラルから勝ち取ろうという意志を以て大規模な独立運動をひき起こした。その結果、ヴェルダン軍はマカールを(たお)しあらたな王を立てることで独立をみとめられ、アドマーズを初代皇帝とするプロヴァンス帝国が誕生したのである。

 バイタルエナジーという新しいエネルギーを発見したセントラル王国。そのエネルギーが兵器として利用可能と判明してから、アーカディア帝国、ゾルキーツ連邦、フランシス王国、神聖ロゼリア帝国、プロヴァンス帝国、そしてルーシア王国も研究に力を注ぎ、百年ぶりの大戦乱を起こすきっかけが生まれた。その大戦乱こそが、第一次プロヴァンス戦役。アーカディア帝国がセントラルを追い抜いて、バイタルエナジー兵器の開発と発展に成功し、他国への侵略戦争へと踏み出したできごとである。新たな強力な力をまえに、他の小国が太刀打ちできるはずもなくむざむざと滅亡を待ったことは言うに及ばない。蹂躙されかけた国のなかにふくまれるプロヴァンス帝国は、とりわけバイタルエナジー研究の進んでいる国とはいえやはりアーカディア帝国には引けを取っており、かなりの長期戦にまで進んでしまい、泥沼化はまぬがれなかった。

 そんな敗戦の色が濃いプロヴァンス帝国に手を貸したのがルーシア王国である。この両国の共戦により、なんとかアーカディア帝国をしりぞき、侵略の思惑を打ち消すことに成功したのだ。だが、これで平穏な幕引きとなるのであれば、第二次プロヴァンス戦役など起こりえない。アーカディア帝国の皇帝が戦死して、ついに勝利した両国であったが、最後の最後で思いがけぬアクシデントが発生した。そのアクシデントとは、プロヴァンスの第一皇子にしてこの戦を勝利へと導いた立役者の一人、メディウスの死にほかならない。

 凱旋のさなか、メディウスは何者かに狙撃された。犯人はアーカディア帝国軍の若い将校で、犯行から逃走までの一時間のあいだにあっけなく捕縛され、一週間後軍法会議のすえに銃殺に処されたという。だが、あまりにも出し抜けな出来事であり、陰謀のにおいが芬々としてやまなかったがために一部の普国(プロヴァンス)臣民にさえいぶかしまれ、幾度にわたる綿密な捜査の結果、帝室はこれをアーカディア帝国兵による独断ではなく、ルーシア王国軍の仕組んだ暗殺計画であったと判断した。いずれ自国を蹂躙する障害となりえようアーカディア帝国を一旦プロヴァンス帝国とともにしりぞけ、その直後についでに脅威となろうメディウス皇子を暗殺したのだ。帝室はそういった解釈をし、卑劣なるルーシア王国への報復戦争を宣告して、現在に至るのである。

 ルーシア王国はこの暗殺計画を否定している。暗殺計画を裏付ける決定的な証拠も出ていないので、他国はルーシア王国を非難を受けることがなく、むしろプロヴァンス帝国のほうがかつてのアーカディア帝国と同様、報復という名目にかこつけた不当な侵略行為に及んでいると主張した。だが、臣民のおおよそが戦争の継続を希望しているため、たとえ非難を浴びようともプロヴァンス帝国はルーシア王国との戦争をやめようとしなかった。

 「ルシファー・プロヴィンキア」

 上位軍会議室の席に座るアビストメイルはふと、その名を口にした。すぐ側で書類の確認をしていたクリストフという、齢十四ほどの少年はこれを聞き、「どうかされました?」と訊いた。

 「いまだに彼の正体が判らない儘だなんて……もどかしく思ってね」

 「ああ……そうですね。プロヴィンキア家の皇子と名乗ってはいますが、ルシファーという人間の存在など記録にありませんでしたから……一応、公には明かされていなかった廃嫡の皇子ということにはなっていますが、どうもあやしいんですよね」

 「彼が皇子であろうが、そうでなかろうが、それまで公には姿を現さなかった者が公に出て軍の総指揮し、帝国臣民から批判されるどころか全幅の信頼を寄せられているというのが理解に苦しむところだね」

 「素性がさだかでない人間がいきなり国家を仕切ると言い出して、臣民が軽く納得するはずがございません。となるとおそらくは臣民ならば誰もが知る人間でしょう」

 「かもしれないね」

 「それならば話は簡単です。いずれ(きた)る帝国の王都侵攻で捕らえた敵兵に、彼の素性を吐かせるのもありかと」

 「いや、いいよ。その必要性はない。それよりも敵の戦力の情報のほうが貴重だ。彼の素性なら戦争の終結と同時に知ることができる……お楽しみは最後にとっておこうか」

 「わかりました」

 ふたたび書類の確認作業に戻るクリストフだったが、そのうちある一通をめくった際彼の顔いろは変化していった。

 「……殿下。よろしいですか?」

 「ん。どうしたのかな」

 「少々気になる報告が届いているのです。ステージⅣのヤクトさんとシータさんからです」

 「彼らがなにか?」

 「その、TRIVからアルデ・バランスの能力分析書類を任されたらしいのですが、彼らが調べたところ、その事実がなかったとかなんとか……」

 「……? どういうことだい」

 「TRIVと名乗る何者かが、アルデ・バランスの情報を欲している。おそらくそういうことなのでしょうね。TRIVの名を騙るということは、よもや帝国の工作員がまだ我々の中に?」

 「そう考えられるね……でも、じつは()()()()()()かもしれないね」

 「え?」

 「いや、多分私の思い過ごしだろう。しかし看過はできない。クリストフ、ヤクトたちからその例の能力分析書類は届いているね?」

 「ええ、まあ、証拠品ですからね。彼らからの報告書と同封されて届いていますよ」

 「そうか。ではさっそく調査を頼むよ」

 「了解しました」 

 ふたりの会話が終わってしばらくすると、外から部屋の中まで響き渡るほど大きな爆裂音がした。

 「……調査は後回しになってしまったようですね」

 「……そのようだね」


 ※※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※


 エンデュリオンとの模擬戦から一週間が経ち、アルデと小隊の仲間であるルシア、ディオークとともに、レジスタンス本部基地のなかを午前中歩き回っていた。これはまだ本部基地に順応しきれていないアルデとディオークのために、ルシアがいろいろと案内し説明しているためである。そうして二時間ほどで案内が終わると、三人は基地内の構成員がよく利用するカフェテリアにて一息ついて、ゆったりと茶を口にふくめ、あじわった。

 「ひろかったなあ……」

 アルデは三度目のため息をついた。

 「三年前に建てられて、最近になってようやく拡張が終わったんだ。古株のあたしも基地の内装を完全に把握するのに時間がかかったよ」

 と、ルシアがぼやくと、

 「……そういえば、僕も”月”の任務上、いちおう基地内部の構造を徹底的に調べたが、かなり骨が折れたな」

 と、ディオークはうんざりしたかのように言った。

 「何の任務よ、それ」

 「悪いが”月”のくわしい任務内容も機密のうちに入っていてな、何のために基地内部の構造を調べたかまでは言えない。言ってしまえば僕に明日はないだろう。どこで”月”の者が会話を聞いているか、知ったものではないからな」

 「ふうん。どこまでも陰気な組織だことで」

 自身もよく思っていないとはいえ、やはり最近まで属していた組織を毒づかれるとあまり快い気持ちにならないのか、ルシアに向かってディオークは挑発の言葉を述べた。

 「いちいち突っかかるような言いぐさをするな。それほどまでに僕と仲良くなりたいのか、いじらしいやつだ」

 「べつにあんた自身を貶したわけじゃないよ」

 「かつていた組織をわざわざ何度も貶されると、こちらも当てつけと思ってしまう。やめろ」

 「はいはい……」

 そのとき、アルデはなにか物思いに耽っているかのように、眉間をゆがませた。心茲に非ずと言った風にひっきりなしにスプーンで紅茶をかきまぜ、旋り廻る渦に青白い視線をくぎ付けにしてやまなかった。

 ルシアは、心配そうにしているアルデに声をかけた。

 「どうしたの?」

 「いや……まだ気になっているんだよ」

 「先週家に帰って言ったんでしょ? なのになんでそう後ろ暗そうにしているのよ?」

 「だってあのとき、ダントロがいなかったから……ダントロのことがまだ気になって」

 「……」

 いまから一週間前にさかのぼる。数日ぶりにアルデは家にもどってシンディとの再会を果たしたが、ダントロの姿は見えなかった。それを疑問に思いつつもアルデは自分がレジスタンスに属して帝国とたたかう決断をしたことをさきにシンディにつたえた。釈然としていない感じの反応を見せる彼女は、いくたびか異論を挟んで考え直すようにとアルデに告げるが、結局彼の言葉からただようたしかな気力に圧されて、諦念した。

 「……死ぬかもしれないんだよ。ゲームと違って、やり直すことはない、無敵になることもない」

 シンディは、顔にふかく蒼い悲哀の色を湛えていた。

 「わかってる」

 「なら、なにも言うことはない。好きにして……どうしてあんたまで……」

 「あんたまで……? そういえばダントロは? 狩りにでも行っているの?」

 一瞬にして、アルデの表情はこわばり、多大なる不安と恐怖の枷がひといきで彼の心をきつく縛り上げた。

 「それは」

 「隠し事はなしだよ、シンディ。どこに行ったの」

 毅然とした態度でアルデはふたたび問いかけた。

 「……いままでずっと黙っていたけど、ダントロはレジスタンスの関係者」

 「……いつから?」

 「半年前くらいから」

 「そんなに前から……なんで黙ってたの?」

 「わたしたちは、アルデに余計な心配をかけさせたくなかったから」

 「……?」

 「アルデが、お兄ちゃんを殺されてかわいそうだったから」

 「……!」

 「もしダントロがレジスタンスの一員と知られたら、不安を煽らせてしまうかもしれない。だからわたしたちふたりはあんたにそれを内緒に」

 「そんな言い訳は聞きたくない! 仲間でしょ!」

 アルデは怒鳴った。その怒鳴り声とともに、その日に見えたすべての風景は段々と遠ざかってゆき、今の風景へとうつりかわる。

 「ふうん、そのダントロって子がレジスタンスにいるのね」

 「ルシアは知ってるの?」

 「あたしはヤクトさんとかエンデュリオンさんとかの手練れは知っているけど、ダントロという名前は記憶にないな……」

 「そいつはプロキオン隊のダントロだろ」

 そう言ってこちらに近づいてくるのはエレフだった。さわやかな笑顔を忘れず、右手には先ほど注文したレモンティーがあった。

 「エレフさん、それほんとうなの?」

 「ああ、ほんとうさ、アルデ」

 「プロキオンってたしか……」

 必死にじぶんの記憶をさぐるルシア。

 「ステージⅣの第8小隊のリーダーで、アビストメイル殿下の弟君だよね」

 「そうだ」

 「じゃあかなりのエリートじゃん。プロキオン隊ってステージⅣのなかでもバランスの取れた優秀な部隊って聞くよ」

 「半年前にレジスタンスに入ってから一箇月、プロキオン殿下に弓の技量を買われて隊に入れられたそうだ」

 アルデは合点がいった。けだしダントロにはレジスタンスに入れるだけの弓の才能があると思ったのである。

 「エレフさん」

 「ん?」

 「いまからでも、ダントロに会えますか?」

 「……」

 「ずっとぼくに秘密にしていたの、ひとこと文句言いつけないと気が済まなくて」

 「ダントロがおまえに秘密にしていた理由は以前本人から聞いたよ。だからこれまで俺はアルデには何も言わなかった」

 「……」

 「そして残念だが、プロキオン隊はヤクト隊に代わってプロヴァンスへ出征している最中だ。しばらくは会えないだろう」

 「そうですか」

 「だがアルデ。あいつを許してやれ。おまえのことを思って秘密にしていたんだ。わるく思わないでやってくれ」

 「……はい」


 ※※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※


 はじめに起こったプロヴァンス帝国による王都侵攻は、戦闘員と民間人を含める多くの犠牲者を出した惨劇として、ふかぶかとルーシア人の海馬に刻まれている。生体戦闘技術を身に着けたがためにルーシア王国の兵力と兵器に動じず、坦々として王都の人間を呑み込むように排除していく帝国軍の(さま)は、まさしく絶望としか言いようがなかった。だからこそ最後の最後で帝国軍を嘘のようにしりぞけてくれたレジスタンスは、王国民の羨望の(まと)となりえたのである。

 とはいえ、プロヴァンス帝国の降伏せぬ今、惨劇の再演はもうなくなったとは断言できない。現に王都侵攻の第二幕が、三年ぶりにまた斬り落とされようとしている。

 「巧くいけば我らが血讐(けっしゅう)(ここ)にて幕を閉じる。前回は敗れたが今回はそうはいかない。目的はもちろん王都を落とすこと。忌まわしき国王はボクが必ずや引きずり出し、直々に首を斬る」

 ルーシア王都郊外の平原。ルシファーは二十人の同胞の前で高々とそう言った。通信を使っているので、彼の言葉は他の場所にてそれぞれ待機している者の耳にもしっかり伝達されている。兵士たちは並んで神妙な面持ちとするどい目つきをしており、まばたきを寸時たりともせぬ落ち着きぶりであった。

 「今や亡き皇帝陛下とメディウス皇子の無念を霽らせるのは、いま魯国(ルーシア)の土を踏んでいるキミたち、選ばれしつわものだけだ。これを誇りに前線を突っ切っていってくれ」

 鼓舞ののち、ルシファーは無線機で部下に指令をくだした。

 「ヒルデガルド。頃合いだ。そろそろ壁を爆破してくれ」

 『了解だ、大将』

 指令を受けたそのヒルデガルドという名の男は筋骨隆々にして、体格が通常の人間より一回り大きい。磊磊落落とした性分で生粋の戦闘狂、広範囲爆撃という破壊力抜群のバイタルウェポンで敵をほろぼす彼は、ルーシア王国軍の帝国A級ファイルにも特記されているほどに有名である。

 ヒルデガルドはすぐに配下の兵のほうへと歩みより、壁にあらかじめ仕掛けてあった爆弾の起動を指示した。

 「お前たち、退屈させて申し訳ないな! たったいま発破の許可がくだされた。派手にこの邪魔くさい壁をぶっ壊せ!」

 獅子の吠える様な彼の声に触発されたのか、兵たちも覇気のこもった声で「(おお)!!」と返答した。

 高く快活な声が宙にて爆裂したのち、たちどころに兵たちはスイッチを押した。するとたちまち東から西へと耳がおびえるほどの轟音がたてつづけに響き始め、それまで平和な気分でいた王都の住民の恐怖心をよみがえらせた。

 みながパニックに陥るが同時に、けたたましい警報の音がレジスタンス本部基地のなかであばれだした。優雅なティータイムでほっこりとしていたアルデたちもそれにより緊張感を高め、つぎに来るであろう指令を待った。

 「構成員諸君」

 アビストメイルの静かな呼びかけが広播(アナウンス)された。

 「予測よりも早いが、敵襲だ。各員、レオン司令の指示にしたがってそれぞれ持ち場に着き、帝国軍を迎え撃て」

 広播(アナウンス)が終了すると、オフの時間を楽しんでいたすべてのレジスタンス構成員は気持ちを切り替え、せわしなく戦闘の準備にとりかかった。

 「アルデ、あんたもレジスタンスの名のもとにはたらくご身分。気を引き締めていきなさいよ。ここからはこのあいだの夜襲なんかチンピラの喧嘩と思ってしまうような、激しい戦争が待ち受けているんだから」

 いつものような快活な顔から一転してまじめとなったルシアは、アルデに注意をうながした直後に聖剣をたずさえた。

 「ルシア。個人での行動ではなく小隊での行動でいいな?」

 ディオークがそう聞くと、

 「うん、基本は小隊で行動するよ。どこの地区の防衛かはそろそろ伝達が来るはずだから、いまは待とう」

 「了解した」

 「よし。じゃあまずは外に出るけど……あ、そうそう。この小隊のリーダーはアルデ、あんただよ。ちゃんとあたしたちふたりを仕切って頂戴ね!」

 「うん! わかった……って、あれ、ちょっと待って?」

 アルデは顔面蒼白となり、うるたえた。

 「え、ぼくがリーダー? なんで? きみたちふたりより戦争の経験が少ないぼくがなぜにリーダー? おかしくない?」

 「……自覚がないだろうけど、アルデってすごい頭いいじゃん?」

 「ああ。アルデ様の賢明ぶりは、もはや貴方様を知る者であればおそらく皆理解しているはずです」

 「でも、ぼくには経験が足りない」

 「その経験をおぎなえるのが頭脳なんだよ。それに経験を積むのなんて簡単よ。というか、つべこべ言わないでもう行くよ。決定事項なんだからいまさらそれについて言及しても遅いって」

 「だから、いつ決定したんだってば! ぼく、聞いてないよ!」

 異議を申し立てる自分を無視して、さきに外へ出ていく二人をながめていると、アルデは納得いかない顔でふたりのあとを追いかけて行った。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ