case.30 親愛なるこの世界へ
少し整理していく
短めです
《決戦の平原に集いし者たち》
・魔王ルミナス×双滅鎌トワイライト×呪狂剣“双月”
・勇者 皇白夜(炎・水氷・死の神×吸血鬼神)
・巫女 月皇夜(未来予知・未来操作)
・ルイン×呪狂剣“双月”(虚空の力)
《魔帝八皇》
・アスモフィ
・ルヴェルフェ
・レヴィーナ×妖魔ノ弓
・ルシファルナ×合神器伝承弓
・サタール(=創造神ブラフマー)×神剣“神滅”
・ベルゼリオ(=守護神ヴィシュヌ)×絶盾ベルゼ
・マノン(=破壊神シヴァ)
《残された最後の大罪》
・ベリアル
《協力者》
・リガーテ ・リガルテ(龍神) ・スレイド
・神刀使クサナギ ・妖刀使ムラマサ ・名刀使マサムネ
・アルジャイル(偽神) ・セラ(聖女)
《神》
・群神ガネーシャ ・天空神ゼウス ・吸血鬼神ヘル
・海王ムル ・死神王アルカナ
《天帝八聖》
・ミカエラ(異国神話の能力)
・ラージエリ ・ラグマリア ・ラフィーナ
・メタリア ・ウリエナ
・ガブリエラ ・ダルフィーネ
《魔王に力を託した天使達》
・メタトロン ・ウリエル ・ガブリエル
・ラグエル ・ラジエル ・ミカエル
・ラファエル
・五老
《捕らえた神》
・ポセイドン・クロノス
・エターナル・マザー
・ビッグ・マザー
◆
【ルミナス】
種族 天魔神
職業 魔王
性別 男
レベル 500(現在MAX)
所持品 《支配の宝玉》
スキル 『支配』(対象の行動支配)
『転生』(死亡時発動の転生)
『神威』(能力全開放の力)
『死神王』(死の権能)
『武神』(武具生成・使用)
『極魔術』(全魔法使用)
『幻影天魔』(幻惑・治癒)
美徳スキル 『絶対防御』
(物理完全防御)
『絶対守護』
(魔法完全防御)
『絶対狂化』
(攻撃力限界突破)
『絶対治癒』
(完全蘇生・治癒)
『絶対命中』
(攻撃の確定命中)
『絶対殲滅』
(全感覚器の能力向上)
大罪スキル 『【虚無】』(虚空の力の使用)
神将スキル 『《猿神》』(雷電の力)
『《神帝》』(神帝武流の使用)
『《冥神》』(分身の力)
『《陽神》』(陽術の力)
『《月神》』(陰術の力)
システムスキル 『Scarlet』
所有神器 黒神覇杖
神剣・救創
シロガネノツルギ
特殊技能 ◆魔刃・魔剣・魔鎌
◆縮地
◆魔力変換
◆魔力吸収
◆付与
大和流剣術・九重の調
一重『衝波』二重『天翔』三重『閃光』
四重『地響』五重『螺旋』六重『気斬』
七重『朧影』八重『地獄』九重『殲光』
◆
▶大罪の力が―――消滅しました。
◆
「ル……ルイン、ちゃん―――?」
アスモフィによる治癒が終わり、魔王ルミナスの肉体に若干の反応があった直後。
決戦の平原にはルインや白夜が率いる待機組が到着してしまっていた。
「いや……嫌ですっ……! 主……さま?」
「お、落ち着いて。彼の治癒はもう―――」
「もう……? もう―――何ですか! まさか……まさかッ!」
「だから落ち着いてって!!」
焦るルインを、アスモフィは大声で鎮める。
驚いてすくむルインの肩に、白夜はそっと手を乗せた。
「―――大丈夫、なんですよね?」
「……ええ。多分、もう目覚めると思うわ。だって、お姉ちゃんの治癒は完璧だもん―――」
白夜の問いかけに、自慢げとも不安げとも取れるような声で返すアスモフィ。
すると。噂をすればなんとやらとはよく言うが、丁度そのタイミングでルミナスの体はまたピクッと反応したのだ。
「主、様……っ! 聞こえますか……私です! ルインですっ! どうか、どうか目を開けてください! 主様っ!!!」
ルインは叫ぶ。
何度も何度も呼びかけた。ルミナスが、起きてくれるように。
そしてその想いは、確かに彼の耳に届いていた。
「(―――誰かが、俺を呼んでいる……?)」
不安定に途切れる、欠片のような言葉だけど。
それでも耳に、脳に、そして心に響く誰かの声。
忘れちゃいけない、とても大切な人の声。
「(そうだ―――俺は……!)」
その時、彼は完全に思い出した。
直前までに起きていた事も、どうして『此処』にいるのかも。
何故、自分が戦うのかも―――だ。
「主様―――っ……!」
「―――大丈夫だ。俺はちゃんと、“此処”に居るぞ」
「主様っ!!!」
ルミナスは目覚めた。
自分の役目を、果たすために。
そしてその刹那、ルインは彼に勢いよく抱きついた。
「る、ルイン……!」
「はい……っ! ルインです! 主様だけの、ルインですっ!」
「……心配、かけたな」
言いながらルインの髪をそっと撫でるルミナス。
そんな彼の行動に赤面しながらも彼女は、
「……信じてましたから」
「そうか……」
それから。しばらくの間、二人は見つめ合っていた。
「ぷー。めちゃくちゃ焦ってたのはお姉ちゃんも知ってるんだかんね」
「ぷー。いいなー、ルミナス様はホントにルインちゃん一筋ね」
「あら、ミカエラ。いつの間に目覚めたの?」
「丁度さっきね。他の天帝八聖たちも無事よ」
さり気なく会話に混ざってきたミカエラの言葉を聞いて、アスモフィは振り返ってみた。
すると、確かに少し後ろの方ではさっきまで倒れていた天帝八聖のラフィーナ、ガブリエラ、ウリエナ、ラージエリらが頭や体を抱えながらも起き上がっていたのだ。
「ミカエラお姉様……? 他のお姉様方は、大丈夫なんですか……?」
そう、不安げな表情でやってきたのは天帝八聖末席、ダルフィーネだ。
そんな彼女の問いかけには、ミカエラが「大丈夫よ」と答える。
「向こうにはラフィーナがいるわ。彼女の能力があれば4人とも無事に戦線復帰出来るでしょう」
「それは、良かったです……」
「あら。随分としおらしくなったじゃないか。私はその方が好きだぞ?」
「メタリアお姉様は黙っててください。ぷっちんしますよ?」
「やるか?」
「やっぱやめときます」
メタリアの無言の圧力に負けたダルフィーネはすぐに発言を撤回した。
「天使たちは全員無事……か。それじゃあ《魔帝八皇》は―――?」
「それが、お姉ちゃんにも無事なのかどうか分からなくて―――」
「……そうか」
ルミナスは少しだけ不安な気持ちになるが、そんな考えはすぐに消え去った。
何故なら、彼が目覚める前の出来事を鮮明に覚えていたからだ。
《七つの大罪》―――その存在が、魔帝八皇を無事だと言っているようにルミナスには感じられた。
そしてそれは、証明をするかのように現実になっていく。
「見てください―――サタールさんたちがッ!」
「……ッ!」
白夜のその言葉で、全員の視線は一気に倒れている魔帝八皇たちの方へ行った。
さらに、それを聞いた―――
「「師匠ッ!!」」
クサナギとスレイドが勢いよく飛び出したのだ。
「ま、そりゃ心配よね。死んでないのは見た瞬間に分ってはいたけどさ」
「アルカナ。お前またどこに隠れてたんだよ……」
「ぎくっ……。い、いや別に? 影なんかに隠れてはないけど……」
「隠れてたんだな? まあ別にいいけどさ……最後くらいはちゃんと戦ってくれよ?」
「フハハ。最もだな! 儂ですら戦えると言うのに、死神王の名がそんな事では廃ってしまうぞ?」
「アンタは話を聞く限り異常なのよ。神の力を保存しておくなんてね」
アルカナとアルジャイルは変に馬が合うのか、ちょっとした小競り合いを始めていた。
「自分も……ベルゼリオ様の様子を見てきます!」
「ああ、頼んだ。リガーテ」
そしてクサナギたちにワンテンポ遅れて、リガーテも魔帝八皇たちの様子を見に駆けていく。
「―――あ、あら魔王ルミナス! 奇遇ね!」
「……お前は―――ムル、か。久しぶり……だな」
「ちょっと何よその反応……もっと嬉しそうにしてもいいじゃない!」
「そ、そんな事言われてもな……」
「あー、無理よ無理。彼はお姉ちゃんたちにはなびかないみたいだから」
「そうね……どれだけ仕掛けても全然効かないんだもん。本当天使の名が廃るわ〜」
「別に効いてない訳じゃないけど……まあ、そういう事にしておいてくれ」
女性陣の扱いに若干……いや、かなり困った様子のルミナス。
だが、そんな彼を尻目に神たちは談笑をしていた。
「そろそろ私たちも行ったほうがいいのかしらねぇ?」
「うむ……我のこの体もそろそろ不便な気がしてきたしな。もうそろそろ頃合いなのかもしれないな」
「あら。貴方たちも魔王の中に行くのね?
「ええ。ヘル、貴方は勇者の中には戻らないの?」
「んー……まあ、このままの方がいいかなって思ってるわ。色々と便利だしね。―――って、それよりもさ。あの捕まえてる神たちはどうすんのよ」
「ああ。ポセイドンとクロノスの事か―――」
「そうねぇ……アイツらも連れてきましょうか」
「……その方がいいかもな」
兎角あって、神たちは捕らえた状態のままのポセイドンとクロノスを解放しに向かう。
全ては、世界の安寧の為に。
「私も……やる事やらなくちゃね……」
「月夜様……?」
「未来を―――視ようと思うよ」
「……はい……! 大丈夫です、月夜様が私と白夜お兄様を結んでくれたように、きっと今回も私達にとって最善の結果に導いてくださると信じてますから!」
「セラちゃん……ありがとね。私、頑張ってみるよ。―――あと白夜にぃは私のにぃだからね? セラちゃんとは結ばれてないからね?」
「え〜。いいじゃないですか〜、月夜様のけちんぼ!」
「ほんとのこと言っただけだもん!! うー!!!」
こちらもまた、色々な想いがあって。
月夜は温存していた『未来予知』の力を使うことを決意していた。
それぞれの想いが交錯し、世界の終末へと向かう今。
神と、神。そしてその従者たちによる、最後の決戦が―――始まる。
『―――創造の力を得た我は、この世界を掌握せし者なり。さあ、今から貴様らには全員纏めて消えてもらうぞッ!!!』
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金曜日→最弱姫プ更新
土曜日→転生魔王お休み




