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case.D3 報告(1)

ホントにしばらくのんびりまとめしていくので、木曜日まではちろっと読み飛ばしてください





「まず、俺のところから報告したいと思う。何か気になることがあったら、その都度聞いてくれ」



 俺がそう言うと、全員無言で頷いた。

 さて、それじゃあ整理しながら話していこう。



「まず、俺たちは―――」



 俺、ルイン、サタール、ベルゼリオ、マノン、そしてアルカナの6名で、『太陽神・月光神の捜索』をメインに行動していた。


 向かったのは『魔道王国サルナラ』。

 そこではマノンの親父さん―――通称“魔王”……いや、“魔道王カラク”が居て、色々とひと悶着あった。

 マノンの親父さんが居たのには驚きだが、本来の目的は彼ではない。


 進路を元に戻し、向かったのはサルナラ大草原だ。

 そこに感じ取った神のオーラを探していると、出会ったのは目的の『太陽神アポロン』と『月光神アルテミス』だった。


 二人は最初からこちら側に寄った思いを持っていて、既に仲間になってくれる事も考えていたらしい。

 そして、そんな二人が件の『ルシファルナ』を呼び寄せてくれたのだ。


 俺たちはそこで、どういう訳か突然現れたルシファルナ・リガルテと、マノンを連れ戻しに進軍してきた魔道王国軍の軍勢との戦闘が巻き込まれてしまう。

 が、難なくそれを乗り越えた俺たちは、二人の神様を俺の中に呼び込み、そしてさらにルシファルナとリガルテを『支配』によって再洗脳をした。


 これで一応、本来の目的は達成したのだが……

 話はここからさらに急展開を迎える。



「ええっ……!? ここからさらに急展開が……!?」


「ああ、白夜。さらに凄いことが起こるから……心して聞いておいてくれ」


「わ、分かりました……」



 さて。

 目的を達成した俺たちは、余った時間で今まで逃げ隠れしていたルシファルナに、活動の拠点の場所を聞き出したのだ。


 そして、聞き出した場所が、《死国ディブリビアゼ》だった。

 という訳でディブリビアゼに行った俺達なのだが……そこでは人が一人も居らず、何か怪しい雰囲気がプンプンしていた。

 そんな状況に警戒しながらも、城内に侵入し、隠し通路を発見した俺たちはその通路の先へと進んで行った。


 そして、そこで見つけたのは―――

 ―――地下に築かれた、地上と全く同じ形の《死国ディブリビアゼ》だったんだ。

 地上と全く同じ物が、地下にもあったんだ。


 そして、しかも……そこで出会ったのが―――

 ―――前魔王、ニルマトリアだった。



「ええっ!? ニルマトリア様が!?」


「ああ……俺も、俺たちも驚いたよ」


「そ……そんな、嘘。ニルマトリア様が生きてるなんて……有り得ない……ッ!」


「アスモフィ、一旦落ち着いて最後まで聞いてくれ」



 こうして、隠し通路の先で地下のディブリビアゼと、前魔王ニルマトリアを見つけた俺たちは、当然のようにニルマトリアに問い詰めた。

 しかし、そこで聞かされたのはこの地下世界の存在が『全て偽り』の存在であること。


 それだけを告げて、『また必ず現れるから』と言って消えてしまったニルマトリア。

 俺たちはそんな彼に内心モヤモヤしながらも、先へ進み、ようやく地下世界の城内へと入ることに。


 そこで“俺”は、自らを『試練』だと名乗る『エターナル・マザー』という機械に襲われて、それに加えてサタールやベルゼリオたちにまでも襲われてしまったんだ。

 なんとか神の力を解放できた俺は、その力で全員をボコボコにして、最終的にはルインと協力してエターナル・マザーを倒し、ここに帰ってきた……って訳だ。



「だいぶ端折って説明したけど、何か聞きたいこととかあれば答えようと思うが」



 それに俺も聞きたいことがあった。

 もちろん、この件についてだ。



「聞いといて何なんだが、すまん、俺から先に一つ聞きたいことがある。あの時、どうしてお前たちは俺を襲ってきたんだ?」



 そう。

 俺が質問したのはサタールたちだ。


 どうしてあの時、急に俺を襲ってきたのか。

 それがどうしても気になってしょうがなかった。


 ちなみにサタールたちは、あの後全員治療が終わって無事に目を覚ましていた。



「んー、そうだな。あの時は……何か突発的にって言うか、正直よく分からねんだよな」


「オレもだ」


「意識はちゃんとあったのですが、何故か主様に刃を向けてしまう自分が居まして……」



 なるほど。

 という事は、何かしらの強制力にやられたという事だろうか。



「なあ、エターナル・マザー。お前じゃないのか?」



 俺は、俺の肩にちょこんと居座るアルカナ……の中にいるエターナル・マザーに聞いてみた。

 すると、



「―――そう、あれは私の仕業。私が、皆に軽い洗脳をかけたの。流石に完全に支配し切ることは出来なかったけど」



 なるほど。

 やっぱりお前だったのか。これで疑問は晴れた。



「あの、それでニルマトリア様は……?」



 話が終わると、今度はアスモフィがそう聞いてきた。



「ああ、ニルマトリア……か。正直に話すと、大した情報は無いんだ。ただ言えるのは、俺たちの前に奴が現れたという事実だけ。あとは保証は出来ないが、また俺の前に現れるという奴の言葉があるという事。それ以外は、特に……って感じだ」


「そっか……そうだよね……。でも、そっかぁ……あの人はまだ居たんだ。それじゃあ、信じて待ってみようかな……」



 アスモフィには悪いが、俺たちも聞きたかったことは山ほどあるんだ。

 今度現れたら、とっ捕まえて順番に聞きたいこと全部聞き出してやるからな。



「フム……こんなもんか? 特に聞きたいことが無ければ、次のチームの話を聞こうと思うが」



 アスモフィとの話の後、他に誰も質問が無い事を確認して俺は話を切り替えた。

 どうやら、全員異議無しのようだ。



「それじゃあ次は―――ミカエラ、お前たち天使の話を聞かせてもらおうか」

新作投稿開始まであと少しですね!!

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