合成獣
【主要登場人物】
リン・フォワード
(主人公、男、白髪、825歳)
フィロ・ネリウス
(猫獣人、女、褐色肌、黒髪、16歳)
ジェット・エーギル
(傭兵、酒と女好き、男、金髪、28歳)
オウル・P・マギー
(妖人と人間の混合種、ハッカー、男、青髪、17歳)
カレン・クジョウ
(元工作員、針使い、女、赤紫髪、23歳)
ロック・ロック
(元Riバース、元二重人格、改造、男、緑髪、21歳)
【サブ登場人物】
ボイル(Riバース、?位)
イズミ(Riバース、3位)
ドム(Riバース、5位)
覆面女(Riバース、29位)
「貴様が主として戦うからといっていい気になるなよ。新参者で順位も低いんだ、小官の指示に従え」
「分かっている」
「29位!貴様はボイル様の警護をしていろ!」
「はいはい」
ドムさんとイズミは、丘上からジャンプ。
僕達の近くまで来た2人は、それぞれ臨戦態勢に入った。
イズミは剣を抜いた。
剣先は瞬時に白い物で覆われ、周りの気温は下がり、結晶ができる。
氷だ。
「氷、だと?」
「貴様らに言っても理解できないかもしれんが、この剣には白い鉱石が内臓されている」
「試練の街で使われた赤い鉱石の別バージョン?」
「そうだ。さすがは元研究者、そこの傭兵よりは賢いな」
その言葉に、ジェットが怒らないはずもなく、1対1を名乗りでたが、さすがにここは僕が相手をする必要があるだろう。
ジェットには悪いが引いてもらった。
「ドムさんが……」
フィロの言葉を聞き、横を見ると、ドムさんは身体を豹変させていた。
肩は大きく膨れあがり、口には牙が生え、手の爪は伸び、足は獣のように太くなり、尻尾もあった。
ドムさんは合成獣となっていた。
「悪く思うなよお前たち。もう昔の俺じゃない。容赦はしない」
「ちっ戦いづれーよ、ドムさん」
「かかってこい、ジェット」
「どうにもならないの?」
「どうにもならないんだ、カレン」
「たたかいたくない!」
「やるしかないんだ、嬢ちゃん」
「ギー兄が見たらなんていうか」
「受け入れられないと思うなら倒せ、オウル」
「面白い構図だな、誰が勝つか、予想はどうだ?29位」
「………さぁ、興味ない」
「俺は許されたいとは思っていない!だが、これが俺の選択だ!俺の道だ!俺は俺が間違ってなかったことを証明するために、責務を全うさせてもらう!さぁ、かかってこいお前たち!!」
合成獣ドムは咆哮した。




