表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
シンなる旅路【第一部、外伝】(カクヨムさんの方で修正版を投稿しています)  作者: 飯屋クウ
第五章 這い寄る闇

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

83/147

おとこの復活①

【主要登場人物】

リン・フォワード(主人公、男、白髪)

フィロ・ネリウス(獣人、女、黒髪、16歳)

ジェット・エーギル(傭兵、男、金髪、28歳)

オウル・P・マギー(ハッカー、男、青髪、17歳)

カレン・クジョウ(?、女、赤紫髪、23歳)



【サブ登場人物】

キャロル・グレンズビー(試練の街長)

ザック(仙都、ギリコのボディガード)

3人組

コザ(元Riバース、97位)

シシオウ(獣人チーム)

ロック・ロック(Riバース、15位)

クロック・ロック(Riバース、15位)

ナツメ(Riバース、44位)

クレイ(Riバース、9位)

「マジでもったいないんだがなぁ」

「まだ不貞腐れてるの?」

「あんな大金、僕達には似合わないですよ」

「まちの人たち、えがおだし、いーじゃんね」

「そうだね」


話題を切り出さないといけない。


「あ、のさ…」

「漢!ザックふっかーつ!そう、不屈の漢とはこの俺のことよ!」


痣だらけの顔の男は雄叫びを上げた。

そのせいで話さそうとしていた事を切り出せない。


「だいじょうぶ?」

「ぶわっはっはっはっ!もう大丈夫でい!」

「というか、なんでザックがあの街に?仙都でギー兄のボディガードやってたんじゃないの?」

「あーそれが、ギリコの親分がお前達を探せっていうんだ」

「よくここにいると分かりましたね」

「火のないところに煙は立たないっていうだろ?それだよ」

「…………………?何いってんだお前バカなのか?」

「ああん!?喧嘩売ってんのかてめぇ!」

「んなわけあるかよボケが!てめぇの頭が悪いだけだろうが!」

「まぁまぁまぁ2人とも落ち着いて」

「要するに当てずっぽう…人の多い所なら可能性があると考えたわけね」

「さすがはカレンの姉御は分かっていらっしゃる」


いつからザックはカレンの舎弟になったのだろうか。


「んで、結局何があったんだ?」

「あんた達も知ってるだろ、ドムの兄貴。あの人と連絡が取れなくなってしまったんだ、音信不通てことだな」

「はぁ?俺達は3ヶ月前に会ったばかりだぞ」

「そうそう、その3ヶ月前から連絡がとれないみたいだぞ。ギリコの親分とドムの兄貴は仲良くてな、毎月1回は決まった日に連絡をとっていたんだ。それがとれなくなった」

「原因は?」

「分からねぇ。だからお前達に頼みにきた」

「なんで私たちなの?」

「俺は専属ボディガードだ。親分も都市長だ、離れるわけにはいかねぇ。それにひきかえ、あんた達は旅人だ。問題はない、だろ?」


確かに、彼らの仙都(The・ハミット)からこの試練の街(ディアル)までは、かなりの距離がある。

彼らの手の者を陰都(The・コスピラ)近くまで、探りを入れるのは無茶な話だ。

それに僕達は、ドムさんのことをよく知っている。

依頼する相手は間違えていない。


「にしたって、急いでも1ヶ月近くはかかるぞ」

「旅に問題はつきもの。もしかしたら1ヶ月以上かかるかもしれません」

「レイス都市長に失踪関係の情報がないか聞いてみるわ」

「わりぃな、恩に着る。んじゃ俺はこれで失礼するわ。依頼できたことを伝えないといけないからな!別れは寂しいが泣きはしない!漢として!」


普通に泣いていたザックは荒野を駆ける。

本当にその道で合っているのか不安ではある。



ザックが抜けたことで、やっと本題に入れそうになった僕は深呼吸する。



だがしかし、またもや『おとこ』はやってきた。



「その話、オレっちも混ぜてくんねーすか?」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ