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シンなる旅路【第一部、外伝】(カクヨムさんの方で修正版を投稿しています)  作者: 飯屋クウ
第五章 這い寄る闇

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諸悪

【主要登場人物】

リン・フォワード(主人公、男、白髪)

フィロ・ネリウス(獣人、女、黒髪、16歳)

ジェット・エーギル(傭兵、男、金髪、28歳)

オウル・P・マギー(ハッカー、男、青髪、17歳)

カレン・クジョウ(?、女、赤紫髪、23歳)




【サブ登場人物】

キャロル・グレンズビー(試練の街長)

ザック(仙都、ギリコのボディガード)

3人組

コザ(元Riバース、97位)

シシオウ

ロック・ロック

爆発の影響で、僕はかなり遠くまで吹き飛ばされていた。

周りの木々や家屋も燃えている。


「くっそ…」


ここで、ゆっくりしている暇はない。

早く探さないといけない。

チームメンバーの生存確認は必須事項。

一般人の救助はさらに優先事項だ。



何人かの救助をしながら会場近くへと戻ると、見知った顔ぶれが横たわっていた。

3人組とコザだ。

4人共怪我はしているが、生きてはいる。

身体を縄で縛られているため、逃げることはできそうにない。


悩むことはなく、すぐに縄をほどこうとしたが、殺気を感じたため、退避した。


視線の先には眼帯白人の大柄な男。

その男の足下には、ボロボロになったザックがいた。



「やはり、五体満足だったな。資料通りの男で嬉しいよ」

「あんたは何者?」

「俺か?俺は、再誕の芽、Riバース所属、クレイだ。ランキングは一応9位でやらせてもらっている。よろしく、リン」

「…再誕の芽?リバース?」

「ああ、組織名だ。分かりやすくいえば、悪の組織、ということだ。今回の総指揮はこの俺が執り行わせてもらっている」

「何の目的があって、こんな酷いことを!」

「組織の悲願を叶えるためだ」

「犠牲は必要なかったでしょう!」

「いいや必要だぞ、リン。犠牲なくして夢は語れん。今回の第一目標である創造物の効果確認は達した。第二目標は根源との接触、これも達した。第三目標、強度確認で終いだ」



痛い。

心がはち切れそうだ。


想定をしていなかったわけではない。


可能性を否定したわけではない。


限りなく零に近い数字だったからだ。


これは甘えだ。


自分の甘えが、もたらした結果だ。


やはり、旅は一人でするべきだった。


ひっそりと、誰にも関わらず、最後の刻まで。





「さぁ、そろそろ俺達も始めようか。他も始まっているみたいだから丁度いいだろう?」




今この時は、眼前の敵に集中することが必要か。


すまない、ザック。


気絶するまで頑張ってくれて。


あとは任せて。


必ず、この男は僕が倒すから。





「根源のお手並み、とくと拝見させてもらおうか!」





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