第四の試練 〈暗〉
【主要登場人物】
リン・フォワード(主人公、男、白髪)
フィロ・ネリウス(獣人、女、黒髪、16歳)
ジェット・エーギル(傭兵、男、金髪、28歳)
オウル・P・マギー(ハッカー、男、青髪、17歳)
カレン・クジョウ(?、女、赤紫髪、23歳)
【サブ登場人物】
キャロル・グレンズビー(試練の街長)
ザック(仙都、ギリコのボディガード)
3人組
コザ(元Riバース、97位)
第三の試練が終わって、僕達の順位は現在総合1位。
ただし同率1位。
オウルの自動駆動は反則行為とみなされたために減点。
「自動駆動使用不可なんて言ってなかったのに…」
「まぁまぁ仕方ないよ」
「そうよ、それに次の試練は使用できるわけだし、次を頑張りましょう」
「俺とリン、オウルと猫女が出るっつーことでいいんだよな?」
「そうだね、フィロは皆勤賞なわけだけど大丈夫?」
「おっけー!」
「ザックは最後の試練頼むね」
彼は何も言わない。
第二の試練でやらかした事をまだ恥じている様子だ。
「吐いている人は他にもいたし、気にする必要はないよ」
「そうだぜ、むしろあの状態で挑戦しようとする気概は漢だと思うぜ」
「皆わりぃな、俺だせぇわ、まだまだだぜ。俺は弱い…が、これからさらに強くなってみせる!俺の背中、見ててくれよな!」
奮起したようだ。
彼の熱さは戻ってきた。
「さぁさぁ皆様方!次の試練についてご説明します!暗闇の中、様々な攻撃から避けて除けてよけまってください!弾くのは無しです!身体に当たったら敗退!我々はこの暗視ゴーグルで皆さんを観戦いたしますので、ズルはしないようにお願いします!」
「これはまたまた面白い物を作ったのぅ。暗視ゴーグルなんぞ、初めてつけたわ」
「キャロル様も喜んでいるようでなによりです!さぁそれでは開始と致しましょう!」
攻撃というのは、壁から射出される棒や石だ。
銃弾だは無いため殺傷力は低い。
それでも当たれば痛い仕様にはなっているようだ。
僕の他、チームメンバーは今のところ脱落していない。
オウルの自動駆動も良い役割をしている。
獣人勢は反応が早い。
ジェットも感がよく当たっている。
「なかなかに皆さんすごいですね!ですがここからスピードアップしますよ!それと、地面は波打ちます!第二の試練を経験している人は有利かもしれませんね」
「こりゃまた踊るのぉ、愉快じゃ愉快」
射出速度と間隔が上昇したことで、脱落者は増える。
ジェットとオウルは脱落。
その後、一定時間が経過して、試練は終了。
獣人チームにおいては全員脱落せず、最終試練を前にして、総合ポイントは上位3チームが並んだかたちとなる。
最後の試練で全てが決まる。
会場の盛り上がりは最高潮に達していた。




