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シンなる旅路【第一部、外伝】(カクヨムさんの方で修正版を投稿しています)  作者: 飯屋クウ
第四章 棘あり注意

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契約解除と約束

【主要登場人物】


リン・フォワード(主人公、男、白髪)

フィロ・ネリウス(獣人、女、黒髪)

ジェット・エーギル(傭兵、男、金髪)

オウル・P・マギー(ハッカー、男、青髪)




【サブ登場人物】

レイス・ピコ(陰都市長)

カレン・クジョウ(?)

ビーブ(商人)

シュリ(Riバース、糸目男)

ロックロッククロックロック(Riバース、15位)

覆面女(Riバース、29位)

コザ(Riバース、97位)



「彼、変わってなかったわ」


そう言うのは都市長レイス・ピコ。

彼とはリンのこと。


「はい、()()()()()()()()()()()()()


カレンは跪き、下を向いたまま。


「それで、行くの?」

「……はい」

「そう、寂しくなるわね」

「……はい」

「貴方がここに来て、もう15年かしら。大きくなったわね」

「レイス様には感謝しかございません」

「彼らを守ってあげてね。悪の組織、再誕の芽(Riバース)には気をつけて」

「はい、レイス様も無理はせぬよう」

「ふふ、達者でね」

「はい!」


カレンは起き上がり、深く深くお辞儀をした。









その頃、リン達は出立の準備を終えようとしていた。


「よぉし!行こう!」

「なんだ元気いいじゃねぇか」

「全くです。リン達も忙しかったようですが、僕達も大変だったんですよ」


2人の売上バトルは白熱したようで、売上金はウハウハ、報奨金もあるので4人で分配してもかなりの額になる。

僕達の店『ロリ・オウジ』は有名店となった。

店をたたむのは惜しまれたが、仕方ない。


僕達は旅人。

同じ地に居住することはない。


さぁ早く、次なる目的地へと進もう。



「やぁやぁやぁ、とまんなせぇ」

「なんだぁ?」

「オレっちの名はロックロッククロックロック」

「誰ですあれ?」

「皆さんがたにぃ、耳より情報お届けいたしやすぅ」

「あー無視しよう、無視」

「何か知ってそうだなリン」

「知らない知らない関わったことない」

「知ってやす知ってやす関わってやすぅ〜」


なぜ、ここに彼が。

いや、今は早くここを出ないと流れが悪い。


「猫女といい勝負しそうだな」

「私はこんなにへんじゃないもん、へんなのはきんぱつジェットでしょ?」

「俺の髪型を悪く言うな!」

「あーもういいからさ!でなに?」

「眼鼻口耳より情報おっはなっしっしましゃあ!なんとなんと、ここより北の街、試練の街(ディアル)にてにて、4年に一度のたいっかいがあるよー!。さぁさぁさぁ、いきなんしー」



彼の持つチラシには、確かに大会開催と書いてある。


「僕達は西に進む予定だからなぁ。この街に行くとなると半分くらいは戻ることになるんだよねぇ」


しかも3ヶ月後。

まだ少し時間がある。


「いいじゃねぇかリン。グルっと回る感じで、またドムさんの所寄ればいい」

「名案ですね」

「私はさんせい」

「分かったよ、じゃあそういうルートでね」

「おまちしてやーす」



用事の済んだロックは何処かへ消えた。

僕達もへ早く出立しないと、あれがくるかもしれない。


「あら、どこにいくのかしら?私も連れていってくれない?」

「あねごー!」


タイミングを見計らったように彼女は来た。


「どこって旅人だからね、僕達は。カレンとは違うんだ」

「そう、なら私も旅人になるから、一緒に行ってもいいわよね?」

「あねごーくるの?わーい!」

「カレンさんも同行ですか、これはまた賑やかになりますね」

「俺は賛成だ」

「いやいやいやいや、決定権は僕にしかないから。カレンもさぁ嘘つかないで、仕事に戻ったほうがいいと思うよ」

「仕事はやめたわよ、だからここにいるの」



やはり、か。

何故毎回こうなるんだ。

感知は強めていたのに。

ロックの足止めがなければ、都市を出る時間はあったはず。


「僕達に同行しなくても」

「これは私の…過去の自分との約束だから」

「ん?意味分からないんだけど…」

「そのうちね、機会があったら教えてあげる」



リーダー権限は多数決より弱し。

流れには逆らえない。


また一人連なり、僕達5人の旅物語が幕を開けた。


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