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シンなる旅路【第一部、外伝】(カクヨムさんの方で修正版を投稿しています)  作者: 飯屋クウ
第四章 棘あり注意

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3.5勢力の戦い⑤

【主要登場人物】

リン・フォワード(主人公、男、白髪)

フィロ・ネリウス(獣人、女、黒髪)

ジェット・エーギル(傭兵、男、金髪)

オウル・P・マギー(ハッカー、男、青髪)




【サブ登場人物】

レイス・ピコ(陰都市長)

カレン・クジョウ(?)

ビーブ(商人)

シュリ(糸目男)

ロックロッククロックロック(?)

覆面女(?、29位)

コザ(?、97位)


リンはフィロの手にハイタッチする。


敵が油断していたおかげで、救援成功。

僕のことを誰かと間違えたのだろうけど、背を向けるのはよくない。

確認不足が彼女の敗因だ。


「なーいす、リン、どしたのそれ?」

「ああこれ、97位の私物」

「きゅうじゅうなない?」

「あとで話すよ、それは僕が持っておく」


フィロの猫本能で分断されてしまったが、ちょうどよい具合で接敵し、各自で対処完了。

指輪の持ち主と鉢合わせたのは幸運。

確実に流れは来ている。


「私がもつの」

「僕が持つよ」


指輪を嵌めても光ったりするわけではない。

単純に輝く物に惹かれているだけ。


獣人の本気度は凄まじい。

中々渡してはくれない。


時間に余裕がないわけではない。

あとはカレンに報告して、返却すれば、一件落着。

報奨金を貰って完了。

店の売上金もあるのだ、この地からすぐ撤退できる。


しかし、懸念事項が1つ。

コザの情報によれば、29位がこの女性であるのは間違いない。

では、1()5()()()()()()()



突如、凄い勢いで、何かが飛来してくるのを感じた。


咄嗟に身体は反応し、フィロに覆いかぶさる。


それは旋回し、またこちらに来る。


銃弾ではない。


機械仕掛けの鳥。


鳥型の自動駆動(オートマシン)だ。


嘴は銃口…ではない。


標的は僕達の命ではない。


紅い指輪だ。


フィロの手ばかり狙ってくる。



「と、とり?」

「狙いは指輪だ!」

「カカカカカ」


自動駆動(オートマシン)はロボットのような単純な動作はしない。

思考も柔軟、会話も可能。

時間をかけすぎれば、糸口を見つけられ、指輪を奪われる。

フィロの指ごと引き千切る可能性だってある。



あたふたしている僕を余所目に、自動駆動は空高く飛び、勢いをつけて一直線に降下してくる。



「らっしゃあーーい!!」


バキンッ!と、凄い音が辺りに響く。


自動駆動は帯電鞭で、はたき落とされていた。

動かない、事切れたようだ。



「あ、そうか、その手があったね」


指輪を見つけては一安心し、鞭は路上に放置していたのを忘れていた。


「ありがとございましたあぁ!!またおまちしてまーす!!」



リピートはしてもらいたくないお客様。


周りを警戒はしたが、追撃はない様子。


ここに留まるのはよくないと判断した僕達は、カレンと合流することにした。
















リン達を数キロ先から観ていた男は、ゴーグルを脱ぐ。


「失敗撤退失墜墜落。オレっちの名はロックロッククロックロック(博打は失敗)監視は絶好調(プランBに移行するぞ)」



鳥型の自動駆動が数体、辺りを飛び回る。



「オレっちの名はロックロック(俺の名はクロックロック)。さぁさぁさぁ、次の舞台演目命題は?(あいつらを贄に誘うんだ)。楽しみ愉しみ超愉快(あの御方の命令は絶対)、はっじまるよー(俺達ロック兄弟が生きるために)」





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