表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
シンなる旅路【第一部、外伝】(カクヨムさんの方で修正版を投稿しています)  作者: 飯屋クウ
第四章 棘あり注意

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

59/147

3.5勢力の戦い③

【主要登場人物】

リン・フォワード(主人公、男、白髪)

フィロ・ネリウス(獣人、女、黒髪)

ジェット・エーギル(傭兵、男、金髪)

オウル・P・マギー(ハッカー、男、青髪)



【サブ登場人物】

レイス・ピコ(陰都市長)

カレン・クジョウ(?)

ビーブ(商人)

シュリ(糸目男)

ロックロッククロックロック(?)

覆面女(?)

コザ(?、97位)


魚の塩焼きに釣られてやって来たのは獣人フィロ。

1人囲炉裏焼きをしていたのは、覆面の女諜報員。


運命的に2人は出会った。


「わぁ、おいしそう!食べていい?」

「何処からきた?」

「んーとね、あっち」

「そうか、でも良い子が来ていい所じゃない」

「もひとついただきます!」


やれやれ、こんな事をしている暇はないというのに。

もうすぐ、約束の時間がくる。

まさか、同じ組織の別部門の構成員がいるとは思っていなかった。

シュリ…か、覚えておくとしよう。

アホの97位に、これを渡すだけ。

私の任務に支障はない…はず。



「ん…あれ…え?どこ?」


ない!無い!入れていた指輪がない!


「どこ…」

「ほれ、ほらっていくねー」


魚を咥えたどら猫が手に持つのは紅い指輪。


「まさか、尻尾?」


どら猫は来た道を戻ろうとする。


「ま、待ちなさい!」


斬れ味の鋭い糸が靭やかに舞い、猫の前方を斬り裂く。

立ち止まらせることには成功。


「くっ、戦いづらい」


口調だけでは想像できないだろうが、彼女は動物や可愛い物好きだったがために悪戦苦闘。

怪我をさせない程度に、指輪の奪取が必要。

心情的にいえば、彼女の人生の中で最も困難な戦いが始まっていた。


猫は、器用に鉄糸を避ける。

反応力、感覚、運動神経、どれも普通の人間よりレベルが高い。

殺すことはできない。

今までの経験は無意味。

次第に策がなくなり、万事休すとなる。


「くっ、あ、待て」


猫は塀に登ろうとしている。

登られてはいけない。


近くで、ビュンビュン音が鳴る。


やっとアホ面が到着した。

私の糸では痛めすぎてしまうが、帯電鞭なら一度当てればいい。


勝利は確信。




「ぐはぁっ!」




苦痛な声が、また路上に響いた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ