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シンなる旅路【第一部、外伝】(カクヨムさんの方で修正版を投稿しています)  作者: 飯屋クウ
第四章 棘あり注意

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目覚め

【主要登場人物】

リン・フォワード(主人公、男、白髪)

フィロ・ネリウス(獣人、女、黒髪)

ジェット・エーギル(傭兵、男、金髪)

オウル・P・マギー(ハッカー、男、青髪)

「……お、い…」


遠くから聞こえる。


「……おい、リン起きろ!」


顔に水をかけられ目が覚めた。


「あれ…僕、どれくらい寝てた?」

「3時間くらいか」

「ぐっすりでしたよ」

「リン、ねぐせついてる」


オウルから借りた手鏡を覗くと、後髪が逆立っているのが分かる。


「だいぶ疲れてたんじゃないか」

「長旅ですしね、そろそろちゃんとした宿に泊まりたいところです」

「まっしろけだねー」


フィロは僕の髪を触っていた。


「色素が抜け落ちたんだろ。案外リンは、爺さんかもな」

「それは地毛ですか?」

「クンクン」

「嗅がなくていいでしょ。あーうん、地毛だね」

「珍しいよな」

「まぁボサボサ金髪よりは良いと思いますよ」

「それ俺に言ってるのかオウル?」

「しろ〜きん〜くろ〜あお〜」

「人それぞれでいいじゃない。はいそこー、睨み合わない、リーダー命令」

「都合の良い時だけリーダー振るのはどうかと思うけどな。さすがに観念したのか?」

「まぁ、ね。君達を置いていく労力よりも連れて行く方が楽なのが分かったよ」



3人ともニヤニヤしている。

願わくば、これ以上増えないことを祈りたいところだ。


「それで、今はどこを目指してるんだっけ?」

「ドムさんの所だぜリーダー、忘れたのか」

「あー、ご実家本店ね。もう着くの?」

「すぐですね。目の前の峠を越えたら見えてくるそうです」

「すぐじゃねーじゃねーか」

「ねーじゃねーか」


フィロも後に続く。


「まだ日は明るいし、なんとか越えられるかもね」

「誰かさんが寝てなければ、もっと早く着いただろうさ」

「あーはいはい、ごめんごめん」


フィロを先頭に、僕達一行は山を登った。

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