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シンなる旅路【第一部、外伝】(カクヨムさんの方で修正版を投稿しています)  作者: 飯屋クウ
第三章 受け継がれる意志

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仕立屋①

【主要登場人物】

リン(主人公、男)

フィロ(獣人、女)

ジェット(傭兵、男)




【サブ登場人物】

ドム(赤牛亭の店主)

ドムさんの言うように、都市内に入るには時間がかかった。

特にジェットに対しての取調べに時間を費やした。

当たり前だが、火器類は没収、ナイフもだ。

喧嘩になりそうな雰囲気を何度静止しにいったかは数えてない。

一時的な没収ではあるため、都市を出る時には返却されるようだが、ジェットは不貞腐れたままだ。


「ありえねぇ」


用心さゆえだろう。

中央政府は、かなり手厳しいようだ。


「げんきだせジェット!」

「お前に慰められても嬉しくないわ猫女」



聞いていたとおり、中は広い。

建物もあちらこちらにある。

先ほど貰った地図を見ると、今は商業区にいるようだ。


「あ、あれがいっぱいある!すごい!」


指差すのは車だ。

フィロが車を見たのはこれで3度目だ。

最初に見たのは食の街(フルード)、動いているのを見たのは湖の街(ラケ)が初めて。

機械都市(The・メイシン)にも車はあったが、ここの都市のほうが、ちゃんと人が乗っている。


「私ものりたい!リン買ってよ〜」

「それは無理だって。(ラケ)でも言ったでしょ」

「破産するわな。車なんて金持ちしか乗らねーよ」



商業区を過ぎると次は工業区、住宅区、中央区、さらに奥には観光区と書いている。

ドムさんの赤牛亭(レッド・カーティ)は観光区だろうか。

そうなると今日は別の宿屋かもしれない。


「どうすんだこれから」

「紹介所は商業区の端にあるみたいだから、まずそこに行こうか」

「一応言っとくが、護衛は辞めないからな」

「私も〜」

「テメェは違うだろうが」


口喧嘩する2人。

ここでも、彼らを切り離すのは難しいかもしれない。

ふと下を見ると、クシャとなっている紙を見つける。

チラシには閉店セールと書いてあり、その店は目の前にあった。

段差を登り、店を覗く。

店内は静か。

2人も後から続く。

そっと扉を開けると、リンリンと音がなった。

店の人は見当たらない。


「無用心だな」

「やっほー!お客でーす」


返答はなかったが、奥の扉がガチャリと開く音がした。


「いらっしゃい」


か細い声の主は、杖をついた老人だった。


感想、評価、レビューお待ちしています。辛口でも構いません。

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