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シンなる旅路【第一部、外伝】(カクヨムさんの方で修正版を投稿しています)  作者: 飯屋クウ
第八章 紡がれる世界〜決別の途〜

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提案と邂逅

【主要登場人物】

リン・フォワード

(主人公、男、白髪、825歳)

フィロ・ネリウス

(猫獣人、女、褐色肌、黒髪、16歳)

ジェット・エーギル

(傭兵、酒と女好き、男、金髪、28歳)

オウル・P・マギー

(妖人と人間の混合種、ハッカー、男、青髪、17歳)

カレン・クジョウ

(元工作員、針使い、女、赤紫髪、23歳)

ロック・ロック

(元Riバース、元二重人格、改造、男、緑髪、21歳)

ドム・カーティ

(元Riバース、赤牛亭の店主、合成獣、男、銀髪、32歳)



【サブ登場人物】

ボイル(Riバース、1位)

イズミ(Riバース、3位)

ユキ(Riバース、研究員)

覆面女(Riバース、29位)

ボイルの執務室は研究地区の一番奥。

室内は本や資料がぎっしりと置いてある。

整理整頓はされていない。


「単刀直入に言う。隕石が大地に落ちて世界を終わらそうとするとき、そのエネルギーをその身で受けろ」


「はぁ?」


「最初の崩壊でお前は生き残り、人間を超越した存在となった。今回の崩壊は、さらに進化するチャンスだ。組織の武器に隕石のエネルギーが使われていたのは知っているだろう。もちろん武器以外の用途しても、この隕石エネルギーは有用であるとデータが証明している。これは崩壊した世界の中で、残った人類が進化成長していくために必要なことだ」


「エネルギーの必要性は理解できるけど、僕自身がその身で受ける必要はないでしょ」


「前回は小さかったから爆発はしなかったが、今回のは遥かに大きく、大地に触れた瞬間に大爆発となる。せっかくのエネルギーも四散してしまうし、高濃度に充満した大地を歩けるはずもない。エネルギーの採取は絶望的となり、人類は地下にいる俺達で終わる。お前のエネルギーを使うのもありだが、無限ということではないのだろう?」


「………よくわかったね。その通りだよ。少しずつ熱量(エネルギー)の最大値は減ってきている。再生力はまだまだあるけど、これもいつかは消える。僕は不老不死ではないからね」


「蓄えは必要だ、リン。その身で、高エネルギーを浴びて自分の物にして、俺達を導いてくれ。これはお前にしかできない。提案を受け入れてくれるのなら、お前が連れてきた者達も全員地下へと入れてやろう。本当はRiバースと進化都市(The・ボルト)の人間だけの予定だったが、譲歩しよう」



リンは、考えていた。

本当にこれしか方法はないのかと。

自分と同じ研究員が捻り出した中には、実現不可能な、ただ何かしら可能性のある失敗案もあるのではないのかと。


「そういえば、この都市に入る時に、気になったんだけど、あの筒状の塔みたいなのは何?」


都市攻略を練っていた際、文献は山程見た。

筒状の塔はある時期に造られ、使った試しは一度もない。


「あれは…ダメだ。失敗案だ。初期に宇宙都市(The・ニヴェル)と共同合作した代物だが、あの固定砲台では隕石を撃ち落とすなんてことはできない。砲弾もないしな」


「起動はするの?」


「たぶんな。数百年起動していないがな。というより、何を考えているんだ。お前の選択は俺の提案を受け入れる、その一択だろう?」




リンがボイルに回答を迫られていたとき、執務室の扉が開く。

中に入ってきた人物達に、リンは驚愕していた。



「えっ!?はっ?僕がいる!」



模造人間(クローン)が6人、それとオウルと覆面女。


模造人間(クローン)の6人とボイルを含めた研究員は“至宝”と呼ぼれていたが、それは過去の人物達。


リンが昔に、一緒に研究をしていた者達と瓜二つだった。



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