ロマン
【主要登場人物】
リン・フォワード
(主人公、男、白髪、825歳)
フィロ・ネリウス
(猫獣人、女、褐色肌、黒髪、16歳)
ジェット・エーギル
(傭兵、酒と女好き、男、金髪、28歳)
オウル・P・マギー
(妖人と人間の混合種、ハッカー、男、青髪、17歳)
カレン・クジョウ
(元工作員、針使い、女、赤紫髪、23歳)
ロック・ロック
(元Riバース、元二重人格、改造、男、緑髪、21歳)
ドム・カーティ
(元Riバース、赤牛亭の店主、合成獣、男、銀髪、32歳)
【サブ登場人物】
ボイル(Riバース、1位)
イズミ(Riバース、3位)
ユキ(Riバース、研究員)
レイブン(Riバース、8位)
マーク(Riバース、20位)
オウルの次に地下へと辿り着いたのは、カレンとロックだった。
ロックの自動駆動は探索を得意とするタイプではない。
このルートは、ロック本人がRiバースに所属していたときに使っていたものである。
「まさか、貴方と一緒にここにくることになるなんて思いもしなかったわ」
カレンは元レイス都市長直轄の工作員。
Riバースは調査対象の1つだったこともあり、元Riバースのロックの隣を歩きながら、本拠地の侵入ができていることを奇妙に感じていた。
「生きてりゃ色んなことがあるってことっすね」
「ジェットから聞いたんだけど、お兄さんのこと…」
「その話はまたのタイミングみたいっすよ」
ロックの視界に映ったのは2人。
一人は3メートルほどの長身で巨人のように太い手足。
顔はしわくちゃの老人で、髪は白。
合成獣ドムのプロトタイプともいえる存在で、獣人だけでなく妖人やロボットなどの性質を併せ持つ。
歴戦の戦士のような出で立ちの男は、4位、ガンダール。
もう一人は、妖人、キュー。
オウルは人間との混合種であるが、彼女は妖人種100%。
眼は瑠璃色で人間のような足はなく、魚類に近いかたち。
また、混合種であるオウルには一生できないが、彼女のような正真正銘の妖人には、ある能力が生まれた時から備わっている。
それは予知、先見の眼である。
戦闘においては、相手の動きを先読みすることが可能になる。
Riバースとしての順位は18位。
「さて、前進全力全開で行くっすよ」
ロックの固有強化武器は4体の鳥型自動駆動のこと。
それが1体ごと変形していき、頭、胴体、腕、足と鎧を形成していく。
装着者はロック。
換装した姿は鎧武者。
「ガシャーンドギューンボーン!最強オレっち参上!」
「何回か聞いたかもしれないけど、どこがいいのそれ」
「これこそ男のロマンでっせ姉御!」
「…私は無理ね、その趣味は相容れないわ。もっとスマートで行きましょう」
カレンの固有強化武器は、伸縮棒。
棒の先端は毒針。
毒は10類以上あり、直撃型と散布型とに分かれる。
「さっさと終わらせて、さっきの話聞かせてよね、ロック」
「ははっ、了解っすよ、カレン」




